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唱導文学研究 A5判・上製・函入 | |
第一集 | |
第二集 | |
第三集 | |
第四集 | |
第五集 | |
第六集 | |
第七集 | |
第八集 | |
第九集 | |
第十集 | |
第十一集 | |
第十二集 | |
伝承文学資料集成 A5判・上製・函入 | |
第一輯 聖徳太子伝記 | |
第三輯 胡曾詩抄 | |
第五輯 神道縁起物語(一) | |
第六輯 神道縁起物語(二) | |
第七輯 義経双紙 | |
第十輯 奥浄瑠璃集成(一) | |
第十四輯 近世咄本集 | |
第十五輯 宗祖高僧絵伝(絵解き)集 | |
第十六輯 中国地方神楽祭文集 | |
第十七輯 女訓抄 | |
第十八輯 宮崎県日南地域盲僧資料集 | |
第十九輯 地神盲僧資料集 | |
第二十輯 肥後・琵琶語り集 | |
第二十一輯 医説 | |
第二十二輯 医談抄 |
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唱導文学研究 A5判・上製・函入 | |
第一集 福田 晃・廣田哲通編 7670円 一覧へ |
〔唱導研究〕『聲明用心集』研究序説/香山余薫〔唱導文学研究〕寺院縁起の背景/『神道集』とヨミの縁起唱導/『神道集』の成仏思想/和歌の伝承と説話の伝承/近世唱導の一怪異譚〔唱導と文学〕『日本霊異記』説話の唱導性/『今昔物語集』と『三国伝灯記』/『竹むきが記』考〔注釈〕曼殊院蔵『草案集』「天台智者大師供養表白」註釈〔資料〕『敬白萬人講縁起之事』/京都大学図書館釈聖覚撰『大原問答鈔』の影印と解題 ISBN4-8382-3042-7 |
第二集 福田 晃・廣田哲通編 8500円 一覧へ |
〔教義・唱導〕草木成仏説についての一考察/念仏曲の唱句構造〔唱導文学〕大施太子本生譚の原型と展開/『法華百座聞書抄』における法相宗僧侶の役割/『覚鑁聖人伝法会談義打聞集』菩提心論談義の成立と展開/『真言伝』における仏法と王法/『神道集』の浄土信仰/直談の説話と『直談因縁集』の説話/ほか〔唱導と文学〕説話の流伝と変容/真名本曽我物語の唱導的世界(上)/真名本『曽我物語』における七騎の旅立ち〔翻刻注釈〕曼殊院蔵『草案集』「第五巻」翻刻と註釈〔資料翻刻〕播州比金山如意寺縁起と万人募縁疏/最勝講遺聞 叡山文庫雙嚴院蔵『金光明品釈』『最勝十問講答』 ISBN4-8382-3063-X |
第三集 福田 晃・廣田哲通編 8800円 一覧へ |
〔論考〕観世音菩薩普門品の直談/和賛の注釈/「仏舞」追跡/『覚鑁聖人伝法会談義打聞集』研究序説/『真言伝』における相応伝の形式について/『今昔物語集』における末世の意味/『真名本曽我物語』の唱導的世界/『真名本曽我物語』の在地構想/天理図書館本『梅松論』考〔翻刻注釈〕曼殊院蔵『草案集』(三)〔資料〕叡山文庫真如蔵本『化城喩品大事』『豪盛僧正私記』『法華廿八品観心公私抄』『法華直談私抄』(解題・影印)『育王山龍華院糸崎寺縁起』(紹介・翻刻)『宝林山清岸院称念寺縁起』(紹介・翻刻)享保八年写『洛陽誓願寺本尊縁起』(翻刻・校異) ISBN4-8382-3086-9 |
第四集 福田 晃・廣田哲通編 8500円 一覧へ |
〔論考〕中世禅林における法華経講釈/栄海作『弘法太師講式について』/真福寺蔵『説教才学抄』の『注好選』引用/『金沢文庫本仏教説話集』微妙比丘尼譚の一考察/『八幡愚童訓』と叡尊/延慶本『平家物語』「山門滅亡事」の表現/「僧不可礼神明」考/湯川寺縁起と玄賓僧都伝説/糸崎の「仏舞」〔注釈編〕真福寺蔵『諸聖教説釈』の「一二 今光明経」〔資料編〕東大寺図書館蔵『八幡大菩薩并心経感応抄』(解題・翻刻・釈文)/近江・真宗僧の略縁起/近世継承表白類考(T)(翻刻) ISBN4-8382-3133-4 |
第五集 福田 晃・廣田哲通編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕現光寺(比蘇寺)縁起から善光寺縁起へ―霊像海彼伝来譚の受容と展開―(吉原浩人)/延慶本『平家物語』と山門の訴訟(牧野淳司)/応安元年の延暦寺強訴と『神道雑々集』(佐々木雷太)/『八幡愚童訓』甲本の構想(桑野潮美)/栄海作『滅罪講式』について―その本文の特徴と背景―(佐藤 愛弓)/内閣文庫蔵『金玉要集』六度集経説話の背景(藤井佐美) |
第六集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕法会文学以前―南島シャーマンの「語り」から―/伝尸「鬼」 と「虫」―杏雨書屋蔵『伝屍病肝心鈔』略解―/行遍口伝『参語集』覚書/了誉聖冏『日本書紀私抄』の成立圏に関する一考察―『日本書紀』諸本と周辺注釈書との関連性から―/室町期の往生伝と草子―真盛上人伝関連新出資料をめぐって― 〔注釈編〕『金玉要集』巻第八―「八幡大菩薩事」「伝教大師講法花経事」「行教和尚移男山給事」― 〔資料編〕天理図書館蔵『法華山寺縁起』について―影印・翻刻・解題と考察―/京都国立博物館蔵行誉書写本『八幡宮愚童記秘巻』(翻刻) ISBN 978-4-8382-3154-6 |
第七集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕空海入木説話源流考─神仙説話の可能性─(中前 正志)/『今昔物語集』と南都釈迦信仰 (原田 信之)/安居院流の主張「車中の口決」「官兵の手」と背景─恵心流に対する意識─(松田 宣史)/ 『真言伝』の行尊伝─「鳥羽院ノ比ヲヒ」の験者─(川崎 剛志)/『真言伝』における伝法と王法(二)─摂関家関係説話を中心として─ (佐藤 愛弓)/『太平記』と応安強訴事件─『神道雑々集』の窓から─ (佐々木雷太)/智積院新文庫蔵『〔根来説草集〕』をめぐって─『可笑記』と『宝物集』、唱導のための抜書本の可能性─(高橋 秀城)/神話的空海の仏教伝承─戒壇院の土をめぐって─(橋本 章彦)/ 〔注釈編〕『神道雑々集』上冊〈二十六・大黒天神之事〉〈二十七・荒神之事〉(金治 幸子) 〔書評〕 中村史著『三宝絵本生譚の原型と展開』 (林寺 正俊) 〔資料編〕京都大学附属図書館所蔵『泰山府君都状』(翻刻・略解題)(伊藤 慎吾)/京都国立博物館蔵行誉書写本『八幡宮愚童訓』巻上(翻刻)(小助川元太)/玉龍山江善寺「仏法ちょかれ」(影印・翻刻)─紹介・近世末期真宗唱導の一実態─(菊池 政和) ISBN 978-4-8382-3180-5 |
第八集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕 |
第九集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕 |
第十集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕 『今昔物語集』世俗部と『俊頼髄脳』(原田信之)/院政期仏教界における論争と秩序 ──栄西の『改偏教主決』を中心に──(牧野淳司)/称名寺に伝わった『平家物語』周辺資料──『法花懺法聞書』『頌疏文集見聞』──(松田宣史)/澄俊と南北朝の動乱──安居院流唱導の変容と展開──(清水眞澄)/『神道雑々集』上冊と『明文抄』『河海抄』──貞治五年頃の知識と学問の視点から──(佐々木雷太)/「富士山縁起」と放鷹文化(下) (福田晃) 〔注釈編〕 『神道雑々集』 上冊 四十七〜五十一 (佐々木雷太) 〔資料編〕 京都女子大学図書館所蔵『小町家の集』──前田善子氏旧蔵本再出現──(中前正志) /高橋伸幸氏旧蔵『信濃国善光寺如来縁起』(下) (菊池政和)/高橋伸幸氏旧蔵「和本蔵書目録」(福田晃・菊池政和) ISBN 978-4-8382-3272-7 |
第十一集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕 |
第十二集 福田 晃・中前正志編 8500円 一覧へ |
〔論攷編〕 「秀範─聖海」相承(地方拠点寺院蔵)資料の周辺──近時過眼資料の紹介と展開── 比叡山内論義と大衆 佐藤愛弓 『今昔物語集』と法相宗修験 原田信之 堅牢地神説の展開──降魔成道譚をめぐって── 『アイ嚢鈔』の〈神護寺縁起〉──「我邦ハ神国トシテ、王種未タ他氏ヲ雑エズ」── 馬飼文化と観音信仰 ──英雄叙事詩としての「田村麻呂」── 近世期における祢津氏嫡流の家伝について──新出の祢津氏系図を端緒として── 〔注釈編〕 『神道雑々集』下冊八「大宮本地事」 山本 淳 〔資料編〕 萩之坊乗円筆「鴨長明絵像」(石川丈山歌賛)について 橋秀城 叡山文庫蔵『随身抄』解題・翻刻(抄出) 大島由紀夫 最終巻(第十二集)「あとがき」 福田 晃 ISBN 978-4-8382-3351-9 |
伝承文学資料集成 A5判・上製・函入 | |
第一輯 聖徳太子伝記 牧野和夫 8500円 一覧へ |
中世期文化に深い影響を与えた聖徳太子信仰が生み出した太子伝記の中でも広く流布した近世期刊行、絵入り版本十巻十冊を翻刻。文保本系高野山霊宝館蔵「聖徳太子傅」との主要な校異を付す。 ISBN4-8382-3052-4 |
第三輯 胡曾詩抄 黒田 彰 6000円 一覧へ |
『胡曾詩抄』は、晩唐の詩人胡曾の『詠史詩』百五十首を注釈したもので地名を題とし、三皇五帝の神代から隋の煬帝に至る歴史的故事を七言絶句体の詩に詠じたもので、その注釈書である『胡曾詩抄』は、中国歴史説話を豊富に含む。従って我国の室町文芸、例えば三国伝記等に及ぼす影響を看過しえないものがあろう。〈付・纂図付音本千字文〉 ISBN4-8382-4011-2 |
第五輯 神道縁起物語(一) 榎本千賀 8800円 一覧へ |
上州子持山と吾妻七社に所蔵される在地縁起十八本の翻刻と解説を収録。 中世的な『神道集』と、近世的な『記紀』系統の縁起との相克を見る。 ISBN4-8382-4018-X |
第六輯 神道縁起物語(二) 大島由紀夫 8800円 一覧へ |
上州に伝来する在地縁起類の飜刻・影印資料集。『神道集』所収話と関連する縁起類は、夫婦や親子の恩愛の情にあふれ、土地土地を舞台とする地名起源譚を盛り込むなど、より享受者を惹きつける内容となっている。また語り物系の在地縁起類については、在地信仰を背景に担う奥浄瑠璃諸作品の生成・展開との比較検討により文芸研究の対象とすることの意義が一層明らかになってこよう。 ISBN4-8382-4016-3 |
第七輯 義経双紙 今西 實 6500円 一覧へ |
八巻八冊、天理大学付属図書館蔵、江戸初期写。義経記現存諸本のうち、流布本系列のもとになったとされる判官物語系伝本の一つ。本書は最も注目されるべき善本で、古義経記諸本の成立過程を考える貴重な資料。付解題・解説。 ISBN4-8382-4013-9 |
第十輯 奥浄瑠璃集成(一) 福田 晃・神田 洋・真下美弥子 8500円 一覧へ |
奥州地方において座頭・ボサマなどが伝承した語り物、「奥浄瑠璃」の現存する貴重なテキストを翻刻。四冊本の第一集。 【目次】〈本文編〉塩釜本地由来記/一宮御本地一生記/奥州一ノ宮御本地由来之事/奥州一ノ宮御本地/竹生嶋弁財天御本地/松浦誕生記/竹生島弁才天由来記〈解題・解説〉奥浄瑠璃テキストの性格/「塩釜御本地」解題・解説/「竹生島の本地」解題・解説〈附録〉奥浄瑠璃諸本目録 ISBN4-8382-4015-5 |
第十四輯 近世咄本集 岡 雅彦 6500円 一覧へ |
天保以降幕末に大阪で出版された咄本二種である。一つは「大寄せ咄の尻馬」半紙本全三編、もう一つは「大寄せ咄の尻馬」小本六編である。内容は、咄、なぞなぞ、あほだら経、その他雑多の戯文を収めたものである。 ISBN4-8382-4012-0 |
第十五輯 宗祖高僧絵伝(絵解き)集 渡邊昭五・林 雅彦 7670円 一覧へ |
『伝承文学資料集』第十一輯『絵解き台本集』の続編。中世の庶民仏教化とともに多くの仏説啓蒙の手段が講じられ、絵を以てこれを説明する絵解きが、勧化の一方法にあった。掛幅の説話画を以て、教説や宗祖伝などを説くものである。この文芸の伝承は、近世明治期を終焉としてほとんど途絶えた。今日に辛うじて伝存する、その書留の台本や口承のそれを以て当代の姿を知るよすがとしたい。教信等の高僧伝、衛門三郎、地獄絵などの絵解きを収載する。 ISBN4-8382-3045-1 |
第十六輯 中国地方神楽祭文集 岩田 勝 6796円 一覧へ |
中国山地と隠岐に伝存する、中世後期の五龍王祭文・天刑星祭文・五形祭文・竈神祭文と近世前期の大土公神祭文・手草祭文を中心に、祭文十数種を時代ごとに整序し、さらに、中世後期の六道開、近世前期の松神楽の松供養・六道十三仏ノカン文・橋経などの生霊・死霊鎮魂の祭文を収める。あわせて、あずさ弓の原点を現在に伝える備後の弓神楽祭文の全容を収め、遡源研究に資する。 ISBN4-8382-4014-7 |
第十七輯 女訓抄 美濃部重克・榊原千鶴 8800円 一覧へ |
仮名草子の女訓物のひとつとして知られる『女訓抄』の穂久邇文庫蔵本と、同書名ながら内容を全く異にする天理図書館蔵本とを対比的に利用できるよう翻刻し解説を付す。 ISBN4-8382-4019-8 |
第十八輯 宮崎県日南地域盲僧資料集 高松敬吉 8800円 一覧へ |
本書は宮崎県日南地域で活動していた盲僧の組織を詳細に示す近世から明治にかけての古文書の翻刻と解題。青蓮院・地福寺・長徳寺・永照寺の各文書を収録。釈文、寺社縁起の他、支配の様子や金銭授受の動き、掟、誓約書、廻檀帳などの記録も示す。 ISBN4-8382-4020-1 |
第十九輯 地神盲僧資料集 荒木博之・西岡陽子 8500円 一覧へ |
鶏足寺文書覚・記録等/縁起・系図など/掟・規則/許状・衣体免状/諸作法・占書など長久寺文書覚・記録等/印鑑・衣体免状/掟・規則/縁起・系図/祭文など/占書・作法書成就寺文書諸記録/佐世保盲僧祭文九州・中国地方の地神盲僧資料を収載する。長久寺文書(日南市板敷)鶏足寺文書(高千穂町下野)明都坊文書(平戸市職人町)山口県文書館所蔵文書・大教院文書(叡山文庫)など。 ISBN4-8382-3051-6 |
第二十輯 肥後・琵琶語り集 野村眞智子 8800円 一覧へ |
全く語り手を失った肥後(熊本県)琵琶の語りを、語りのままに翻字し、解説したもの。本来、琵琶の奏者は神仏の祈祷を旨とする盲僧(盲目の僧侶)なので文字の台本は必要とされず、琵琶語りは、口頭伝承によるものである。本書は肥後の琵琶語りの実態を紹介すると同時に、「一の谷」「壇の浦」「義経落ち行き」(源平物、曽我物)、「俊徳丸」「小栗判官」(説経)など、日本文芸とも深く関わる貴重な資料集。平家物語、琵琶語り、盲目の文化史を学ぶ参考書。肥後の琵琶語りCD付 ISBN978-4-8382-4028-9 |
第二十一輯 医説 福田安典 9000円 一覧へ |
『医説』は本邦にもたらされいて以来、説話形成においては浅井了意の『伽婢子』、浄瑠璃作品では平賀源内の『神霊矢口渡』など、医学・文学の二つの単純なジャンル分けではすまない領域にまで及ぼした影響は大きい。近世、小島学古らにより数種の諸本を校合した本として知られる京都大学附属図書館富士川文庫蔵本を底本として翻刻。 |
第二十二輯 医談抄 美濃部重克 一覧へ |
鎌倉後期の宮廷医師が著した医事説話を翻刻し、詳細な解説と出典一覧を付す。医学や医療の世界に存在した説話的な認識と表現から霊的中世に、近・現代の合理的な思念を見る。医事説話の世界とその背景をなす医事的教養と認識は医学史のみならず国文学・思想史迄にも研究の可能性を広げ、中世の人と社会のあり方を映し出す。 ISBN4-8382-4027-9 |
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