書名 唱導文学研究
第十二集
シリーズ名 唱導文学研究
著者 福田晃・中前正志編
本体価格 8500円
ISBN 978-4-8382-3351-9
発行年月 令和1年11月
判形・製本 A5判・上製・295ページ
在庫情報
寺院内部・周縁の唱導活動から、それと直接・間接にかかわった文学活動を、文献実証を重んじながら「唱導」・「唱導文学」の世界を広く研究する、唱導研究会の成果を論攷編(唱導・唱導文学研究・唱導と文学)・資料編(注釈・翻刻・影印)という二本の柱にそって集成したシリーズである。第十二巻で完結!

〔論攷編〕
「秀範─聖海」相承(地方拠点寺院蔵)資料の周辺──近時過眼資料の紹介と展開── 牧野和夫
比叡山内論義と大衆 佐藤愛弓
『今昔物語集』と法相宗修験 原田信之
堅牢地神説の展開──降魔成道譚をめぐって── 児島啓祐
『神道集』の法脈──編者の周縁を尋ねる── 福田 晃

『アイ嚢鈔』の〈神護寺縁起〉──「我邦神国トシテ、王種未他氏ヲ雑エズ」──小助川元太

馬飼文化と観音信仰──英雄叙事詩としての「田村麻呂」── 福田 晃
近世期における祢津氏嫡流の家伝について──新出の祢津氏系図を端緒として── 二本松泰子

〔注釈編〕
『神道雑々集』下冊八「大宮本地事」 山本 淳
〔資料編〕
萩之坊乗円筆「鴨長明絵像」(石川丈山歌賛)について 橋秀城
叡山文庫蔵『随身抄』解題・翻刻(抄出) 大島由紀夫
最終巻(第十二集)「あとがき」 福田 晃



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