| 書名 | 肥後・琵琶語り集 |  |
| シリーズ名 | 伝承文学資料集成 第二十輯 | |
| 編者 | 野村眞智子 | |
| 本体価格 | 8800円 | |
| ISBN978-4-8382- | 4028-9 | |
| 発行年月 | 平成19年1月 | |
| 判形・製本 | A5判・上製 | |
| 在庫情報 | 有 | |
| 本書は、全く語り手を失った肥後（熊本県）琵琶の語りを、語りのままに翻字し、解説したもの。本来、琵琶の奏者は神仏の祈祷を旨とする盲僧（盲目の僧侶）なので文字の台本は必要とされず、琵琶語りは、口頭伝承によるものである。本書は肥後の琵琶語りの実態を紹介すると同時に、「一の谷」「壇の浦」「義経落ち行き」（源平物、曽我物）、「俊徳丸」「小栗判官」（説経）など、日本文芸とも深く関わる貴重な資料集。平家物語、琵琶語り、盲目の文化史を学ぶ参考書。肥後の琵琶語りCD付 | ||
| 【目次】 はしがき（福田晃） 本文資料 わたまし神事／わたまし／一の谷嫩軍記／一の谷／一の谷（二）／小敦盛／浮草源氏／大江山（羅生門）／小栗判官／あぜかけ姫／二代長者（俊徳丸）／菊地くずれ／都合戦筑紫下り（玉依姫一代記・牡丹長者・高安長者）／筑前原田説法／天竜川／五郎正宗／餅酒合戦（一）／餅酒合戦（二）／餅酒合戦（三）／魚づくし（鯛の押掛婿入話）／野菜づくし／豊後浄瑠璃／端唄（一）／端唄（二） 手書き台本 一の谷嫩軍記・須磨の浦／常盤伏見の落ち／浮草源氏／琵琶歌の魚づくし 肥後琵琶採訪報告 |
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