書名 唱導文学研究 第八集
シリーズ名 唱導文学研究
著者 福田晃・中前正志編
本体価格 8500円
ISBN 978-4-8382-3208-6
発行年月 平成23年5月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
寺院内部・周縁の唱導活動から、それと直接・間接にかかわった文学活動を、文献実証を重んじながら「唱導」・「唱導文学」の世界を広く研究する、唱導研究会の成果を論攷編(唱導・唱導文学研究・唱導と文学)・資料編(注釈・翻刻・影印)という二本の柱にそって集成したシリーズである。

〔論攷編〕
「二荒山縁起」成立考──放鷹文化とかかわって──(福田 晃)/興福寺常楽会序説──消えた興福寺常楽会──(磯 水絵)/法花深義説話の発生と伝授──俊範と静明──(松田宣史)/東京大学史料編纂所蔵『連々令稽古双紙以下之事』筆録者考──東寺宝菩提院俊雄の可能性──(橋秀城)/『神道雑々集』の本文形成について──『神道雑々集』上冊と『夢中問答集』・「法華経直談」との関連──(佐々木雷太)/西光廻地蔵安置説話の生成(浜畑圭吾)/大和国軽寺の軽大臣創立伝説と灯台鬼説話(原田信之)〔注釈編〕
『神道雑々集』上冊「三十・雷事」・「三十二・山彦事」(佐々木雷太)

〔資料編〕
日光天海蔵『見聞随身鈔』所引『法花伝』『日本法花験記』他(翻刻)(松田宣史)/美濃谷汲念仏池念仏橋関係資料逍遙(中前正志)/京都国立博物館蔵行誉書写本『八幡宮愚童訓』巻下(翻刻)(小助川元太)/熊本県立図書館 荒木文庫蔵『延寿寺開基月感大徳年譜略伝』──解題と翻刻──(菊池政和)



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