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中 世 の 文 学 A5判・上製・函入 | |
連歌論集(一) 重松裕之・木藤才蔵 6000円 オンデマンド版 一覧へ |
連歌は異なった個性と個性とが一座に会し和楽する、中世独自の詩である。この中世の詩心を理解するために、連珠合璧集・連歌寄合集など、付合の機微を具体的に説いた、いわゆる連歌寄合の類を収め、詳注を施す。 ISBN978-4-8382-1002-2 |
連歌論集(二) 木藤才蔵 8738円 一覧へ |
宗祇著作の連歌論書および宗祇の著作とされてきた連歌論書一三篇(長六文・心付事少々・老のすさみ・発句判詞・分葉集・宗祇袖下・淀渡・七人付句判詞・浅茅・連歌秘伝抄・初心抄・初学用捨抄・連歌諸躰秘伝抄)を収め詳注を施した。 ISBN4-8382-1010-8 |
連歌論集(三) 木藤才蔵 7500円 一覧へ |
心敬の連歌論を中心にして、七賢時代の論書十五篇(初心求詠集・花能万賀喜・田舎への状・密伝抄・砌塵抄・かたはし・筆のすさび・ささめごと・所々返答・ひとりごと・心敬有伯への返事・岩橋跋文・私用抄・老のくりごと・心敬法印庭訓)を収め詳注を施した。 ISBN4-8382-1012-4 |
連歌論集(四) 木藤才蔵 7800円 一覧へ |
兼載・肖柏・宗硯・宗牧などの著作とされている連歌論書一三篇(梅春抄・連歌延徳抄・若草記・景感道・肖柏伝書・永文・連歌比况集・五十七ケ条・雨夜の記・篠目・連歌初心抄・四道九品・当風連歌秘事)を収め詳注を施した。 ISBN4-8382-1015-9 |
歌論集(一) 久松潜一 4369円 品切・重版準備中 一覧へ |
強い思想性と表現における余剰とが結びついて形成された中世の歌論から、歌仙落書・西行上人談抄・古来風体抄・正治二年俊成卿和字奏状・衣笠内府歌難詞・京極中納言相語・近代秀歌・詠歌大概・毎月抄・越部禅尼消息・詠歌一体等を収録。 ISBN4-8382-1001-9 |
雑談集 山田昭全・三木紀人 3500円 一覧へ |
沙石集と共に無住道暁の著に成る仏教説話集。猿の報恩談を始め、笑話・霊験談が次々に語られてゆく。これまでテキストとしても入手困難であった本書を寛永二十一年版を底本として翻刻。ここに初めて詳細な注解を加えた。 ISBN4-8382-1003-5 |
風雅和歌集 次田香澄・岩佐美代子 5340円 一覧へ |
玉葉和歌集と共に近年とみに注目されている京極派の勅撰集。修辞を排し意識的に抒情をふりすて、写実・感覚に根差した新しい芸術的世界を志向している中世和歌の観照の深さが、物質文明に疲れた現代人に与えるものは単なる慰藉のみに留まらないであろう。 ISBN4-8382-1004-3 |
閑居友 美濃部重克 2800円 一覧へ |
数奇の運命の下に生まれ、入宋体験のある慶政が編んだ、上下二巻から成る仏教説話集。玄賓・善珠・真如親王・空也ら、高僧の隠徳の行為、巷間の無名の聖達の敬虔な信仰生活が、編者の深い共感とともに語られる。中世初頭の世相の窺われる話も少なくない。 ISBN4-8382-1005-1 |
三国伝記(上)・(下) 池上洵一 (上)8500円 (下)8500円 オンデマンド版 一覧へ |
中世説話文学の大流は、三国伝記に至って最後の花を開く。室町時代、沙弥玄棟の撰。全十二巻三百六十話に及ぶ天竺(インド)・震旦(中国)・本朝(日本)三国の説話が、仏教説話を主体に、当代の現実をも混じえて、絢爛たる文体で語られる。近世の無刊記版本を底本として翻刻し、初めて詳注を加える。 ISBN978-4-8382-1006-0 ISBN978-4-8382-1009-1 |
今物語・隆房集・東斎随筆 久保田淳・大島貴子・藤原澄子・松尾葦江 3400円 一覧へ |
歌人にして似絵の大家藤原信実の編になるという「今物語」は王朝の風流と中世の蕪雑な現実が混淆する注目すべき説話集。また貴族説話集の縮図ともいうべき「東斎随筆」、平家文化圏を彩る小督と冷泉隆房の恋をテーマとした「隆房集(艶詞)」を収める。 ISBN4-8382-1007-8 |
六家抄 片山享・久保田淳 3500円 一覧へ |
室町中期の宗祇門の連歌師牡丹花肖柏が、新古今歌人の家集(良経『秋篠月法集』、慈円『拾玉集』、俊成『長秋詠藻』、西行『山家集』、定家『拾遺愚草』、家隆『壬二集』から二千四百首を抄出した秀歌撰。新六歌仙を定め、「六家集」成立の端緒となった。 ISBN4-8382-1008-6 |
拾遺愚草古注(上)・(中)・(下) 石川常彦 (上)6310円 (中)6500円 品切・重版準備中 (下)8738円 品切・重版準備中 一覧へ |
定家の家集「拾遺愚草」を読み解くために必読の書とされる古注群のうち(上)では「常緑口伝和歌」(宮内庁書陵部蔵本)、「拾遺愚草抄出聞書」(彰考館蔵本)、「拾遺愚草不審」(京都大学付属図書館蔵中院本)を翻刻、「拾遺愚草」での出典、校異、語釈の注を付し、(中)では「拾遺愚草抄出聞書」(島原松平文庫本)、「拾遺愚草摘抄」(陽明文庫本)を翻刻、(下)では「拾遺愚草俟後抄」(底本は国立国会図書館蔵本)を翻刻。 ISBN4-8382-1011-6 ISBN4-8382-1013-2 ISBN4-8382-1014-0 |
榻鴫暁筆 市古貞次 9515円 品切・重版準備中 一覧へ |
搨鴫暁筆は、室町時代後期に作られた雑纂で全二十二巻、作者は不明であるが、日蓮宗の老僧、日信ではないかと考えられている。和・漢・仏の諸書を多数引用して居り、特に仏教の説話を翻案・翻訳していることが注目される。 ISBN4-8382-1017-5 |
早歌全詞集 外村久江・外村南都子 7087円 一覧へ |
鎌倉中末期に成立し室町末期まで歌われた長編歌謡の早歌の全詞章を収める。宴曲集以下十六冊の撰集と外物一冊の基本曲一七三曲および異説秘抄口伝巻・撰要両曲巻の異説・両曲各四八篇について、出典と主な写本の異同を中心とする注を加える。 ISBN4-8382-1018-3 |
源平盛衰記(一) 市古貞次・大曽根章介・久保田淳・松尾葦江 3786円 一覧へ |
■巻第一 平家繁昌/徳長寿院導師/五節夜闇打/五節始/周成王臣下/兼家三妻錐/季仲黒帥/家継左曲/忠雅播磨米/清盛行大威徳法/同人行陀天/同清水寺詣/同人捕化鳥/禿童/孝平帝廻謀伺位/平家一門繁昌 ■巻第二 清盛息女/日向太郎通良縣頸/基盛打殿下御随身/二代后事付則天皇后/新帝御即位・崩御/郭公禁獄付雨禁獄/額打論/山僧焼清水寺/会稽山/清水寺縁起■巻第三 諒闇/高倉院春宮立御即位/一院御出家/有安読厳王品/法皇熊野御参詣/那智籠山/資盛乗会狼藉/小松大臣教訓入道/殿下事会/朝觀行幸/成親望大将/重盛宗盛左右大将/実定厳島詣/同人成大将/有子入水/成親謀叛/一院女院厳島御幸/澄憲祈雨三百人舞 ■巻第四 鹿谷酒宴/静憲止御幸/涌泉寺喧嘩/白山神輿登山/山門神輿振/頼政歌/豪雲僉議/山王垂跡/師高流罪宣/京中焼失/盲卜/大極殿焼失 ■巻第五 座主流罪/山門奏状/澄憲賜血脈/一行流罪/山門落書/行綱中言/成親以下被召捕/小松殿教訓/成親妻子歎 ■巻第六 丹羽少将被召捕/謀叛人被召捕/西光父子亡/西光卒都婆/大納言音立/入道院参企/小松殿教訓父/同人召兵/幽王褒似烽火 ISBN4-8382-1016-7 |
源平盛衰記(二) 松尾葦江 6000円 一覧へ |
■巻第七 成親卿流罪/丹羽少将召下/日本国広狭/笠嶋道祖神/大納言出家/信俊下向/俊寛成経等移鬼界島/康頼造卒都婆/和歌徳/近江石塔寺 ■巻第八 漢朝蘇武/善友悪友両太子/康基読信解品/大納言入道薨去/同北方出家/讃岐院/宇治左府贈官/彗星出現/法皇三井灌頂 ■巻第九 堂衆軍/山門堂塔/善光寺焼失/中宮御懐妊/宰相申預丹波少将/康頼熊野詣 ■巻第十 中宮御産/頼豪祈出皇子/赤山大明神/良真祈出皇子/頼豪成鼠/守屋成啄木鳥/三井寺戒壇不許/丹波少将上洛/康頼入道著双林寺/有王渡硫黄嶋 ■巻第十一 有王俊寛問答/小松殿夢・熊野詣/旋風/大臣所労/燈炉大臣/育王山送金/経俊入布引滝/将軍塚鳴動/大地震/静憲法印勅使/静憲入道問答/金剛力士兄弟 ■巻第十二 大臣以下流罪/師長熱田社琵琶/高博稲荷社琵琶/教盛夢忠正為義/行隆被召出/一院鳥羽籠居/静憲鳥羽殿参/主上鳥羽籠居御歎/安徳天皇御位/新院厳嶋鳥羽御幸 ISBN978-4-8382-1034-3 |
源平盛衰記(三) 黒田彰・松尾葦江 6300円 一覧へ |
■巻第十三 新院自厳島還御/入道信同社并垂跡/高倉宮廻宣/行家使節/頼朝施行/法王自鳥羽殿還御/熊野新宮軍/高倉宮信連戦/同宮籠三井寺 ■巻第十四 木下馬/周朝八疋馬/小松太臣情/三位入道入寺/南都山門牒状等/興福寺返牒/山門変改/三井寺僉議 ■巻第十五 高倉宮出寺/万秋楽曲/蝉折笛/宇治合戦/宮中流矢/季札剣/南都騒動始/相形/宮御子達 ■巻第十六 帝位非人力/満仲讒西宮殿/仁寛流罪/円満院大輔登山/三位入道歌等/菖蒲前/三位入道芸等/三井僧綱被召/同寺焼失/遷都/将軍塚鳴動/司天台 ■巻第十七 福原京/祇王祇女/新都有様/隋堤柳/人々見名所々々/実定上洛/待宵侍従/優蔵人/源中納言夢/大場早馬/謀叛不遂素懐/栖軽取雷/蔵人取鷺/始皇燕丹・勾践夫差/光武天武即位 ■巻第十八 文覚頼朝勧進謀叛/孝謙帝愛道鏡/松名宇佐勅使/文覚勧進高雄/仙洞管絃/文覚流罪/同人清水状・天神金/竜神守三種心 ISBN4-8382-1021-3 |
源平盛衰記(四) 美濃部重克・松尾葦江 5800円 一覧へ |
■巻第十九 文覚発心/東帰節女/文覚頼朝対面白首/曹公尋父骸/文覚入定京上/平家追討院宣/頼朝首出獄/聞性検八員/兵衛佐催家人/佐々木取馬下向 ■巻第二十 八牧夜討/小児読諷踊/佐殿大場勢汰/石橋合戦/公藤介自害/楚効荊保/高綱賜姓名/紀信仮高祖名 ■巻第二十一 兵衛佐殿隠臥木/梶尾助佐殿/聖徳太子椋木/天武天皇榎木/小道地蔵堂/韋提希夫人/大沼遇三浦/小坪合戦 ■巻第二十二 衣笠合戦/土肥焼亡舞/同女房消息/大太郎烏帽子/宗遠値小次郎/佐殿漕会三浦/大場早馬立/千葉足利催促/俵藤太将門中違/入道申官符 ■巻第二十三 新院厳島御幸/入道奉勧起請/朝敵追討例/駅路鈴/貞盛将門合戦勧賞/忠文祝神/追討使門出/源氏隅田川原取陣/畠山推参/大場降人/平氏清見関下/真盛京上/平家逃上/自厳島還御/新院恐御起請/義経軍陳来/頼朝鎌倉入勧賞/平家方人罪科/若宮八幡宮祝 ■巻第二十四 大嘗会儀式/新嘗会/山門都返奏状/都返僉議/両院主上還御/頼朝廻文/近江源氏追討使/坂東落書/南都合戦焼失/胡徳楽河南浦楽/仏法破滅 ISBN4-8382-1022-1 |
源平盛衰記(五) 松尾葦江 6000円 一覧へ |
巻第二十五/大仏造営奉行勧進/萇奏吉野国栖/春日垂跡/行二御斎会一/新院崩御/教円入滅/此君賢聖・紅葉山/葵宿祢/鄭仁基女/時光茂光・御方違盗人/西京座主祈祷/小督局/前後相違無常/入道進二乙女一/巻第二十六/木曾謀叛/兼遠起請 /尾張目代早馬/平家東国発向/大臣家尊勝陀羅尼/義基法師首渡/知盛所労上洛/宇佐公通脚力/伊予国飛脚/通信合戦/入道得病/平家可亡夢/御所侍酒盛/蓬壷焼失/馬尾鼠巣例/福原怪異/入道非二直人一/慈心房得二閻魔請一/仂園女御/忠盛帰人/天智懐妊女賜二大職冠一/平家東国発向/邦綱仞薨去/同人思慮賢/如無僧都烏帽子 同母放亀/毛宝放亀/行尊琴絃/静信箸/法住寺殿御幸/新日吉新熊野/巻第二十七/墨俣川合戦/矢矯川軍/大神宮祭文/天下餓死/頼朝追討庁宣/信濃横田原軍/周武王誅二紂王一/資永中風/源氏追討祈/奉幣使定隆死去/覚算寝死/実厳大元法/大嘗会延引/皇嘉門院崩御/覚快入滅/法住寺殿移徙/巻第二十八/天変/顕真一万部法華経/宗盛補二大臣一 拝賀/頼朝義仲中悪/燧城源平取陣/経正竹生島詣仙童琵琶/斉明射二蟇目一/源氏落二燧城一/北国所々合戦/巻第二十九/般若野軍/平家礪志雄二手/三箇馬場願書/白山権現垂跡/倶梨伽羅山/新八幡願書/礪並山合戦/平家落上所々軍/俣野五郎月長綱亡/妹尾月斉明被虜/巻第三十/真盛被討/朱買臣錦袴/新豊県翁/平氏侍共亡/赤山堂布施論/大神宮行幸願/広嗣謀叛/玄ム僧正/賀茂斎院八幡臨時祭/平家延暦寺願書/貞能自二西国一上洛/維盛兼言/平家自二宇治勢多一上洛/木曾山門牒状/覚明語二山門一/山門僉議牒状/文書類の訓読文/校異/補注/源平盛衰記と諸本の記事対照表 ISBN978-4-8382-1029-9 |
源平盛衰記(六) 美濃部重克・榊原千鶴 6300円 一覧へ |
■巻第三十一 木曾登山/勢多軍/鞍馬御幸/平家都落/維盛惜妻子遺/畠山兄弟賜暇/経正参仁和寺宮/青山琵琶龍泉啄木/頼盛落留/貞能参小松殿墓/小松大臣如法経 ■巻第三十二 落行人々歌/刈田丸討恵美大臣/円融房御幸/義仲行家京入/法皇自天台山還御/福原管絃講/四宮御位/維高維仁位論/阿育王即位/義仲行家受領/平家著太宰府/北野天神飛梅/還俗人即位例 ■巻第三十三 太神宮勅使/尾形三郎責平家/平家太宰府/平氏参宇佐宮歌/清経入海/九月十三夜歌読/同著屋島/時光辞神器御使/頼朝征夷将軍宣/康定関東下向/光隆卿向木曾許/木曾院参頑/水島軍/斉明被討/木曾備中下向/謙康討倉光/同人板蔵城戦/行家依謀叛木曾上洛/室山合戦/木曾洛中狼藉 ■巻第三十四 木曾可追討由/同人怠状挙山門/法住寺城郭合戦/明雲八条宮人々被討/信西相明雲言/四十九人止官職/公朝時成関東下向/範頼義経上洛/頼朝遣山門牒状/木曾内裏守護/光武誅王芥/義仲将軍宣/東国兵馬汰/佐々木賜生●/象王太子象 ■巻第三十五 義経範頼京入/高綱渡宇治河/木曾惜貴女遺/義経院参/東使戦木曾/巴関東下向/粟津合戦/木曾頸被渡/兼光被誅/沛公入咸陽宮 ■巻第三十六 一谷城構/能登守所々高名/福原除目/将門称平親王/維盛住吉詣/同明神垂跡/忠度見名所々々/難波浦賤夫婦/維盛北方歎/梶井宮遣全真歌/福原忌日/源氏勢汰/義経向三草山/通盛請小宰相局/清章射鹿/鷲尾一谷案内者/熊谷向大手 ISBN4-8382-1027-2 |
源平盛衰記(七) 久保田淳・松尾葦江 6300円 一覧へ |
■巻第三十七 熊谷父子寄二城戸口/平山来二同所/平家開二城戸口/源
平侍合戦/平次/景高入城/平三景時歌共/義経落二鵯越/馬因縁/重衡卿虜/守長捨主/同人郭公歌/白川関附子柴歌/平家公達亡 ■巻第三十八 知盛遁二
戦場一乗船/経俊敦盛経正師盛已下頸共懸二一谷/熊谷送二敦盛頸/小宰相局慎夫人/平家頸懸二獄門/惟盛北方被見頸/重衡京入・定長問答/重国花方西国下
向・上洛 ■巻第三十九八三 友時参二重衡許/重衡迎二内裏女房/同人請二法然房/同人関東下向事/頼朝重衡対面/重衡酒盛/維盛出二八島一/同人於二粉
河寺一謁二法然坊一/同人高野参詣横笛 ■巻第四十 法輪寺高野山 /観賢拝二大師一/弘法大師入唐/維盛出家/唐皮抜丸/三位入道熊野詣/熊野大峰/中
将入道入水 ■巻第四十一 頼朝叙二正四位下一/崇徳院遷宮/忠頼被討/頼盛関東下向 /義経関東下向/親能搦二義広一/平田入道謀叛三日平氏/維盛旧室
歎二夫別一/新帝御即位/義経蒙二使宣一/伊勢滝野軍/屋島八月十五夜/範頼西海道下向/義経叙二従五位下一/盛綱渡海・小島合戦/海佐介渡海/義経拝
賀・御禊供奉/実平自二西海一飛脚/被行二大嘗会一/頼朝条々奏聞/義経院参平氏追討/義経西国発向/三社諸寺祈祷/梶原逆櫓 ■巻第四十二 義経解纜向
二西国一/資盛清経被討/勝浦合戦付勝磨/親家屋島尋承 /金仙寺観音講/屋島合戦/玉虫立扇/与一射扇/源平侍共軍/継信孝養 ISBN4-8382-1041- |
天理本狂言六義(上)・(下) 北川忠彦・橋本朝生・関屋俊彦・田口和夫・永井猛・稲田秀雄 (上)7573円 (下)7669円 一覧へ |
狂言史研究、特に中世から近世初頭の狂言を研究する場合には欠くことのできない基本的な狂言台本であり、和泉流狂言最古の台本とされる天理図書館蔵『狂言六義』を翻刻、頭注を付す。下巻の巻末に解題を含む解説を掲載。 ISBN4-8382-1020-5 ISBN4-8382-1023-X |
新古今増抄 大坪利絹 (一)7200円 (二)7800円 (三)7800円 (四)7800円 (五)7800円 (六)7800円 (七)12000円 一覧へ |
江戸前期の国学者加藤磐斎による、新古今の全歌にわたる注釈のはじめとされる書である「新古今増抄」の校注書。底本に村上平楽寺開板「新古今増抄」(二十一冊本)を使用し翻刻。詳細なる頭注を施す。 (一)ISBN4-8382-1024-8 (二)ISBN4-8382-1025-6 (三)ISBN4-8382-1028-0 (四)ISBN4-8382-1030-2 (五)ISBN978-4-8382-1037-4 (六)ISBN978-4-8382-1038-1 (七)ISBN978-4-8382-1042-8 |
六代勝事記・五代帝王物語 弓削繁 6800円 一覧へ |
「武者の世」の治世を説き後世に強い影響を与えた歴史書二冊を翻刻。歴史叙述を踏まえた詳細な頭注、補注を付す。【目次】解説・凡例/六代勝事記/五代帝王物語/補注・参考文献・関係系図・記事年表・詩歌索引・人名索引 ISBN4-8382-1026-4 |
月庵酔醒記(上) ・(中)・(下) 服部幸造・美濃部重克・弓削繁 編 (上)6800円 (中)7300円 (下)7300円 一覧へ |
『月庵酔醒記』は、戦国時代の関東の大名、一色直朝が著した啓蒙的な人文百科事典。漢詩や和歌のアンソロジー、詩人、歌人の逸話はもとより、俗信、禁忌、食い合せ、占い、なぞ、ことわざなど、中世末から近世初期にかけての説話、文化、風俗をも記す。本書は、魅力ある『月庵酔醒記』の全体像を詳細な注釈を通して上・中・下、三巻で説き明かす。 (上)ISBN978-4-8382-1033-6 (中)ISBN978-4-8382-1031-2 (下)ISBN978-4-8382-1035-0 |
平治物語 山下宏明 校注 9800円 |
本書でとり上げた『平治物語』は、第一部では、語り本「金刀比羅宮所蔵」(いわゆる第四類本)、第二部は古本、上巻・中巻は「陽明文庫蔵(一)」、下巻は、「学習院大学図書館蔵本」(いわゆる第一類本)を収載した。本書は、語り本と古本を一書に収載することによって、系統の違う『平治物語』諸本を詳細に比較、多角的な注釈によって『平治物語』の構造のみならず、他の軍記物語との関連性までも見ることが可能な構成となっている。 |
校訂中院本平家物語 今井正之助・千明 守 編 (上)7800円 (下)7800円 |
底本は国会図書館蔵平家物語中院本(慶長古活字版)を翻字し、三条西本(尊経閣文庫蔵)との異同を注記。下村本系本文との異同も補記に詳細に示した。 (上)ISBN978-4-8382-1039-8 (下)ISBN978-4-8382-1040-4 |
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