講座日本の伝承文学・幸若舞曲研究・室町文学纂集・三弥井古典文庫

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講座日本の伝承文学
  第一巻 伝承文学とは何か
  第二巻 韻文文学〈歌〉の世界
  第三巻 散文文学〈物語〉の世界
  第四巻 散文文学〈説話〉の世界
  第五巻 宗教伝承の世界
  第六巻 芸能伝承の世界
  第七巻 在地伝承の世界【東日本】
  第八巻 在地伝承の世界【西日本】
第九巻 口頭伝承<トナエ・ウタ・コトワザ>の世界
第十巻 口頭伝承<ヨミ・カタリ・ハナシ>の世界
幸若舞曲研究
  第一巻
  第二巻
  第三巻
  第四巻
  第五巻
  第六巻
  第七巻
  第八巻
第九巻
第十巻
別巻 事典・総索引
室町文学纂集
  第一輯 伊勢物語註
  第二輯 古今和歌集三條抄
三弥井古典文庫
  平家物語(上)(下)
おくのほそ道
南総里見八犬伝 名場面集
西鶴諸国はなし
雨月物語
春雨物語
  芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編
  芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 秋冬編
  武家義理物語

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講座日本の伝承文学 A5判・上製・函入
第一巻
伝承文学とは何か

福田 晃・渡邊 昭五編

4368円

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伝承文学とは何か/伝承文学の分類─日本文学の発生とかかわって─/口承文学〈ウタ〉の成立/口承文学〈カタリ〉の成立/韻文文学〈歌〉の成立/散文文学〈物語〉の成立/記載文学の伝承性/伝承文学の在地性/伝承文学と芸能─能楽資料としての逸話─/伝承文学と歌謡─「忘れしやすんな」の系譜を例として─/伝承文学と絵画─采迦国の構図史とその背景の思想─/伝承文学と比較─その研究法をめぐって─/伝承文学と近代文学─泉鏡花『高野聖』─/伝承文学と祭儀/伝承文学と文献─研究方法の一モデルとして─
ISBN4-8382-5001-0
第二巻
韻文文学〈歌〉の世界

真鍋昌弘・上岡勇司・真下 厚編

5335円

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総論〉ウタの伝承性─民謡において〈ウタ〉ウタの表現/ウタの場・ウタの担い手─沖縄の祭祀の事例から/ウタの機能─巫歌とワザウタから/歌と祭儀─生産叙事歌謡について〈歌謡〉民謡と芸能─記紀歌謡を中心に/風俗圏歌謡─『承徳本古謡集』の性格/地名と歌謡─道尋的の表現をめぐって/小歌の流行─中世から近世への流れ/田歌の発想─『田植草紙』系歌謡を中心に/歌謡と順礼─西国三十三所順礼歌をめぐって/隆達小歌の民俗性/教化歌謡の展開─盤珪臼挽歌その他/踊歌の表現─風流踊歌を中心に〈和歌・俳諧〉和歌の成立─『万葉集』から/和歌の場─『古今集』前後/和歌の伝授─人麿影供の場≠ゥら/和歌の注釈─自讃歌注を中心に/漢詩・朗詠の伝承と王昭説話─「みるからに鏡の影のつらきかな」歌の背景と変遷/連歌の興行─花の下から会所/俳諧の担い手/雑俳・川柳の伝承/狂歌の流行
ISBN4-8382-5002-9
第三巻
散文文学〈物語〉の世界

美濃部重克・服部幸造編

5335円

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〈総論〉〈物語・説話〉の伝承・〈カミガタリ〉神話の表現・叙述─民間神話から文献神話に及んで/神話の担い手─記紀成書化前夜の目継の奉誄者たち/神話と祭儀─「みあわ祭」をめぐって/神話と王権─大和朝廷から琉球王朝に及んで/神話と寺社─『塩竈大明神御本地』をめぐって〈モノガタリ〉方法としての伝承─平家前期物語をめぐって/歌語りの叙述─伊勢物語・大和物語を中心に/物語の型と虚構─源氏物語を中心に/モノガタリの沈潜─『とはずがたり』をめぐって/擬古物語の類型─『住吉物語』と『狭衣物語』の影響関係をめぐって/民間説話系統のお伽草子─庶民物を中心に/仮名草子の素材─釈迦八相物語を中心に〈カタリモノ〉語り物とヒジリ─保元物語・為義最期譚の生成基盤/語り物と鎮魂─『保元物語』から/語り物と歴史─平家物語を中心に/語り物の周辺─真名本『曾我物語』の窓から/語り物の展開T─幸若舞曲の成立/U─説教「苅萱」と「高野の巻」/V─浄瑠璃節の世界/W─八百屋お七物を中心に
ISBN4-8382-5103-3
第四巻
散文文学〈説話〉の世界
江本 裕・徳田和夫・高橋伸幸編

5335円

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〈総論〉散文文学〈フルコト・ハナシ〉の伝承性〈フルコト・ヨツギ・ヨミ〉フルコトの記録─記紀を中心に/フルコトの中央・地方─風土記をめぐって/ヨツギと系譜/ヨツギの物語化─栄花物語・大鏡など/ヨツギと史書─愚管抄・神皇正統記など/ヨミの宗教性─神道縁起を中心に/ヨミの記述─承久記・太平記・室町軍記など/ヨミと勧化/ヨミと読本/ヨミの口演/江戸軍談から実録類まで〈コト・ハナシ〉説話の霊異・霊験─霊異記・霊験談をめぐって/説話の証─往生伝・高僧伝など/説話と唱導─『草案集』所収の「天台大師供表白」を中心に/説話と説経─百座諸談聞書・打聞集など/説話と随筆/方丈記・徒然草など/説話と在地─沙石集/神道集など/説話集の方法─今昔物語集・宇治拾遺物語を中心に/説話集と評論─発心集・選集抄をめぐって/落書・雑談・寄合/咄本の素材─奇異雑談の世界/咄の編集/醒睡笑を中心に/説話と草双紙
ISBN4-8382-3048-6
第五巻
宗教伝承の世界

福田 晃・美濃部重克・村上 學編

5500円

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〈総論〉宗教伝承の始原/宗教伝承の世界/〈巫覡系伝承〉憑童・神人/巫女・ユタ─成巫儀礼と祭文─/法者・メノト─神楽祭文の世界─/舞太夫・歩き巫女─唱門師の周辺─〈道教系伝承〉神仙思想/陰陽思想/山嶽信仰/庚申信仰〈神道系伝承〉 伊勢信仰─「太神宮参拝記(通海)」をめぐって─/八幡信仰─「八幡巡拝記」をめぐって─/山王信仰─「山王利生記」をめぐって─/熊野信仰─「熊野縁起」をめぐって─/諏訪信仰─「諏訪縁起絵詞」をめぐって─/天神信仰─「天神縁起絵巻」をめぐって─/御霊信仰─「祇園牛頭天王縁起」をめぐって─〈仏教系伝承〉阿弥陀信仰─「撰択本願念仏集」をめぐって─/観音信仰─「長谷寺験記」をめぐって─/地蔵・十王信仰─「延命地蔵経聞書」をめぐって─/諸天・明王信仰─「大乗毘沙門功徳経」をめぐって─/聖徳太子信仰─「聖徳太子伝」をめぐって─/宗祖・高僧信仰(1)─「弘法大師絵伝」をめぐって─(2)─「蓮如上人絵伝」をめぐって─
ISBN4-8382-3057-5
第六巻
芸能伝承の世界

天野文雄・須田悦生・渡邊昭五編

5500円

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〈総論〉芸能と伝承/芸能と祭儀/芸能と芸能者/芸能と文学〈古代〉宮廷歌舞の整備─内侍所御神楽成立の前後─/モドキとしての法会芸能─修正会・修二会の呪師─/渡来芸能の消長─伎楽・舞楽・散楽─/都市を席巻した雑芸─猿楽と田楽─/地方諸国の歌舞─喜志舞・国栖舞─〈中世〉「舞」の系譜─白拍子と曲舞─/能読の経読みの伝承/素人芸の開化─延年の世界─/歌舞劇としての能─文化の継承と創造─/中世笑劇の構造─狂言における即興と様式─/集約された「語り」─幸若舞にみる「伝承」─/信仰のなかの芸能─踊念仏と風流─/絵画と唱導芸能─絵解き・絵語り─/無文字世界の芸能─平曲・ゴゼ・盲僧─〈近世〉近松が創ったもの─人形浄瑠璃の展開─/歌舞伎における台本と上演─その当座性─/遊芸としての近世邦楽─長唄・小唄・端唄の世界─/生活のなかの芸能─大道芸の世界─/寄席芸としての話芸─咄と講釈─/歌舞劇の展開─組踊と村踊─/笑劇の流れ─チョウギンと村遊び─
ISBN4-8382-3064-8
第七巻
在地伝承の世界【東日本】

徳田和夫・菊地 仁・錦 仁編
5800円

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総論〉東日本の在地と伝承/東国の歌人伝説/東日本の在地と芸能〈文学伝承〉日本武尊/大蛇の裔・田村将軍/平将門/東国の西行伝承/義経と弁慶/時頼と唐糸伝説/曽我兄弟〈宗教伝承〉東北の山伏祭文/上州の神道縁起/八丈島の巫女祭文〈芸能伝承〉南部・伊達両藩の古浄瑠璃/北遠・奥三河の田楽/越後の瞽女/佐渡の説経人形〈口頭伝承〉東北地方の語り手/東北の語り婆/羽後のうた掛け
ISBN4-8382-3065-6
第八巻
在地伝承の世界【西日本】

岩瀬博・福田晃・渡邊昭五編
5800円

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〈総論〉西日本の在地伝承〈文学伝承〉秦河勝/安部清明/京の小町伝説と御霊信仰/崇徳院/小宰相/甲賀三郎〈宗教伝承〉ノロ・ツカサの神歌/ユタ・カンカカリヤーの神語り/九州の神楽祭文/祈祷唱文の叙事的展開/四国遍路と衛門三郎の絵解き〈芸能伝承〉畿内の一人翁/出雲の大黒/『大頭舞之系図』が語るもの/地神盲僧の伝承詞章/「地方」で謡われたオモロ〈口頭伝承〉安芸・石見の田植歌/肥前の語り手/奄美の唄者
ISBN4-8382-3068-0
第九巻
口頭伝承<トナエ・ウタ・コトワザ>の世界

福田晃・常光徹・真鍋昌弘編
6800円

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〈総論〉伝承の始原(一)(福田晃)
〈トナエの伝承〉古代の呪言(真下厚)/修験と呪い(宮本袈裟雄)/呪言と呪祷─唱え言とナガレ─(山下欣一)/女性と唱え言(中島恵子)/呪歌の生成(花部英雄)/呪歌をめぐる説話と信仰(野本寛一)/葛城修験の秘歌(下仲一功)/死者供養の呪歌(小田和弘)
〈ウタの伝承〉酒宴と歌謡(真鍋昌弘)/田歌・田歌本の伝承―田植草子とかかわって―(田中瑩一)/地方における伝承歌謡の享受(森山弘毅)/東北の掛歌(宮崎隆)/伊賀地方の風流踊り歌について(佐々木聖佳)/田植歌の受容と伝承(長野隆之)/奄美の歌かけと《カンツメ節》(酒井正子)/中国少数民族の歌垣(手塚恵子)
〈コトワザの伝承〉古代のこと・わざ(田中文雅)/ことわざの由来(鈴木棠三)/諺の仕組み(武田勝昭)/ことわざの伝承と働き(山田厳子)/昔話・世間話と諺(米屋陽一)/俗信と諺(常光徹)

ISBN4-8382-3122-9

第十巻
口頭伝承<ヨミ・カタリ・ハナシ>の世界

岩瀬博・福田晃・花部英雄編
品切れ

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〈総論〉伝承の始原(二)(福田晃)
〈ヨミの伝承〉フルコトと『古事記』(藤井貞和)/唱導の経釈とヨミ―『説教才学抄』を中心として―(藤井佐美)/民間巫女の祭文―お船霊祭文をめぐって―(川島秀一)/地神盲僧の釈文―<地神経>の周辺―(西岡陽子)/八重山のユングトゥと種子島のロッポー(狩俣恵一)/韓国の本解―日本の本地物語とかかわって―(金賛會)/
〈カタリの伝承〉古代のカタリゴト―鎮魂と語りの発生―(藤井貞和)
 中世のカタリモノ―琵琶語りの生成―(岩瀬博)/近世の語り物―奥浄瑠璃の生成―(小林幸夫)/浪花節の「盛衰」と「新作」―近・現代の語り芸研究のための提案―(真鍋昌賢)/語りの中の「余剰」と「逸脱」―中国・樂亭太鼓より―(井口淳子)
〈ハナシの伝承〉英雄伝説の行方―『常陸国風土記』の倭武天皇―(三浦佑之)/貴族の文芸と世間話―『枕草子』の物忌の場から―(石井正己)/鳥獣草木譚の中世―<もの言う動物>説話とお伽草子『横座房物語』―(徳田和夫)/説教と咄―蛇婦の成仏をめぐる説話伝承史―(堤邦彦)/民間信仰と民間説話―海の秀吉・山の家康(小池淳一)/生活と民間説話―「山人開発伝承」の背景―(花部英雄)/湯治する小野小町―宮城県松島町「湯の原温泉」の小町伝説―(小堀光夫)/乗り物のうわさ話―明治時代の「偽汽車」と「消える乗客」―(常光徹)/昔話の日中比較―「手なし娘」をめぐって―(郭富光)
ISBN4-8382-3134-2

 幸若舞曲研究 A5判・上製・函入
第一巻
吾郷寅之進編

8252円

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〈論攷編〉幸若舞曲研究の課題(一)(吾郷寅之進)/幸若舞曲の性格(上)(福田晃)/幸若舞曲原態への模索(村上學)/犬頭の舞(室木弥太郎)/『伏見常盤』の田歌(真鍋昌弘)座談会「大江幸若舞をめぐって」(上)〈注釈編〉「伏見常盤」/「靡常盤」/「常盤問答」/「山中常盤」〈資料編〉(一)幸若舞曲・大江本(上)(二)森田良見『幸若舞曲考』(三)中野荘次氏蔵「含状」幸若舞曲研究文献目録
ISBN4-8382-3044-3
第二巻
吾郷寅之進編

9500円

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〈論攷編〉幸若舞曲の曲目と流派(麻原美子)/舞曲の構成についての一試論(須田悦生)/幸若舞曲の課題(二)(吾郷寅之進)幸若舞曲の性格(下)(福田晃)〈注釈編〉「鎌田」/「平家いゆうか嶋」/「兵庫築島」〈資料編〉(一)関西大学図書館蔵『まゐまゐ』/(二)幸若舞曲・大江本(中)/(三)大谷女子大学図書館蔵(中野荘次氏旧蔵本)/(四)内閣文庫蔵『たはけ山』幸若舞曲研究文献目録(二)
ISBN4-8382-3056-7
第三巻
吾郷寅之進編

8800円

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〈論攷編〉大江所伝「大頭舞之系図」信憑性(井浦芳信)/判官物の幸若舞曲と「義経記」(荒木繁)/舞曲「鎌田」と平治物語(北川忠彦)/幸若舞曲『景清』の前段階(砂山博)〈注釈編〉頼朝いふき落(全)(田中文雄・真鍋昌弘)/文学上人一代記(服部幸造)/笛の巻(黒木祥子)〈資料編一〉幸若舞曲 京大本(池田敬子)〈資料編二〉大江本(下)
ISBN4-8382-3012-5
第四巻
吾郷寅之進・福田 晃編

9000円

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〈論攷編〉幸若舞曲の和歌(岩瀬博)/幸若曽我物の方法(福田晃)/『張月』考(西脇哲夫)/『大職冠』の成立(阿部泰郎)〈注釈編〉木曽願書(美濃部重克)/敦盛(岩瀬博)/なすの与市(松浪久子)〈資料編〉京大本一本(田中文雄・須田悦生、他)/大方家本(小林健二)/宗元本(村上学・服部幸造、他)
ISBN4-8382-3017-6
第五巻
吾郷寅之進・福田 晃編

9000円

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〈論攷編〉幸若と歌謡(真鍋昌弘)/幸若の統辞法へのアプローチ(村上学)/幸若舞曲の構造(三澤裕子)/舞曲「三木」の成立とその構成(須田悦生)〈注釈編〉景清(上)(服部幸造)/腰越(佐伯真一)/しつか物語(真下美弥子)〈資料編一〉甘木市秋月郷大館黒田文庫蔵『舞の本』〔秋月本〕上〈資料二〉明応寺本「満仲」「笈さかし」「伊吹」(山村規子)〈資料編三〉大谷女子大学図書館蔵「静」(松浪久子)〈附録〉幸若舞曲研究文献目録
ISBN4-8382-3021-4
第六巻
吾郷寅之進・福田 晃編

9000円

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〈論攷編〉幸若舞曲に見る主述表現(山内洋一郎)/大江幸若の音楽様式(蒲生美津子・久万田晋)/幸若舞曲の統辞法へのアプローチ続稿(村上学)/〈注釈編〉浜出・九けつのかた(小林美和)/牛若兵法未来記 全(小林健二)/烏帽子折 全(美濃部重克)/義経ほり川夜うち 全(黒木祥子)〈資料編〉京都府立総合資料館蔵『大職冠縁起』(牧野和夫・須田悦生・田中文雅・服部幸造)
ISBN4-8382-3001-X
第七巻
吾郷寅之進・福田 晃編

9000円

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〈論攷編〉『平家物語』の武装表現(服部幸造)/幸若舞曲の構造─五段階型舞曲の祝言性─(三澤裕子)/曲舞と幸若大夫(川崎剛志)/幸若舞曲の語法─その一、助動詞(山内洋一郎)〈注釈編〉安宅 全(須田悦生)/さかし(松本孝三)/岡山(三浦俊介)/牛若くらま出(青山泰樹)〈資料編〉(一)京都大学附属図書館蔵「幸若直熊本」(上)/甘木市秋月郷土館黒田文庫蔵『舞の本』(下)
ISBN4-8382-3031-1
第八巻
福田 晃・真鍋昌弘編

9514円

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論攷編〉舞曲の曲目と分類(北川忠彦)/崇徳御霊と源頼朝─「夢会せ」とかかわって─(福田晃)/幸若舞曲から説経浄瑠璃へ〈その一〉(村上学)/幸若舞曲の語法〈その二〉(山内洋一郎)〈注釈編〉/和泉が城(小林健二)/義経たかたち(川崎剛志)/含状(榊原千鶴)/一満箱王(村上美登志)/和田宴(藤井奈都子)/小袖曽我(上)(真下美弥子)〈資料編〉京都大学付属図書館蔵「幸若直熊本」(下)/和田宴(川崎剛志)/景清(黒木祥子)/入鹿(小林健二)/硫黄島(小林健二)/百合若大臣(黒木祥子)/文覚(川崎剛志)/伏見落(川崎剛志)/兵庫(藤井奈都子)笈捜(藤井奈都子)/新曲(小林健二)/他
ISBN4-8382-3037-0
第九巻
福田 晃・真鍋昌弘編

9514円

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〈論攷編〉舞の本「景清」考(麻原美子)/舞曲「和泉か城」考(小林健二)/伊東宗入校訂本写舞廿一番について(藤井奈都子)/幸若舞曲の語法・その三(山内洋一郎)/幸若舞曲の系譜(福田晃)〈注釈編〉景清(下)(服部幸造)/八嶋(浅野日出男)/元服曾我(原田信之)/小袖をか(下)(真下美弥子)/つるぎ讃談(剣讃嘆)(村上美登志)/十番斬(三浦俊介)〈資料編〉〈資料一〉多和文庫蔵『肥後国舞々唱歌』(真鍋昌弘・植木朝子)〈資料二〉村上學架蔵「和田酒盛」(村上學)〈資料三〉小汀利得氏旧蔵「わたさかもり」(須田悦生)〈資料四〉東洋文庫(岩崎文庫)蔵古活字本『舞の本』(下)(須田悦生)〈資料五〉大谷女子大学図書館蔵奈良絵本「満仲」「大職冠」(岩瀬博・伊東三和・佐田明子)〈資料六〉大阪青山短期大学蔵奈良絵本「馬そろえ」(松浪久子)
ISBN4-8382-3041-9
第十巻
福田 晃・真鍋昌弘編

10485円

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〈論攷編〉幸若舞曲作品における民衆性(真鍋昌弘)/絵入り版本「舞の本」の挿絵の形成(小林健二)/「美女丸」の在地伝承―幸若舞曲『満仲』の原態をめぐって―(阿部幹男)/幸若舞曲の語法―その四、助詞―(山内洋一郎)〈注釈編〉大日本記(二本松康宏)/入鹿大臣たひし記(藤井奈都子)/大織冠(黒木祥子)/百合若大臣(松澤康夫)/信田太郎軍功記(浅野日出男)/多田の満中一代記(川崎剛志)/馬揃(二本松康宏)/夜討曽我(松浪久子)/張良(山本淳)/新曲(服部幸造)/三木記(須田悦生)/本能寺(小林美和)/みやこいり(二本松泰子)
ISBN4-8382-3054-0
別巻
福田 晃・須田悦生
服部幸造・美濃部重克編
9800円

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『幸若舞曲研究』全十巻 総目次/幸若舞曲研究文献目録/幸若舞曲影印・翻刻・注釈一覧/幸若舞曲の諸本/曲目解説/幸若舞曲研究の歩み/『幸若舞曲研究』全十巻<注釈編>索引
ISBN4-8382-3129-6
 室町文学纂集
第一輯
伊勢物語註
徳江元正編
3000円

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室町後期の写本、冷泉家流系統の古注釈を翻刻し、これに関わる論攷二本を掲載。巻末に和歌・人名・書名索引を付す。
〈翻刻編〉冷泉家流伊勢物語註〈研究編〉在原行平の像形成(西村 聡)/室町時代物語における『伊勢物語』享受(石川 透)〈索引〉人名・書名・和歌
ISBN4-8382-3044-3
第二輯
古今和歌集三條抄
徳江元正編
6796円

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宮内庁書陵部蔵になる本書は、江戸前期の写、上・中・下の三冊から成る孤本で、従来書名のみ知られ、詳細は報告されていない新資料である。漢字混り片仮名文で、仮名序また詞書・和歌を残らず記し、註が施されている。今回、格別なる御配慮により翻刻が許されたことを欣びとしたい。
〈研究編〉河原院幻想の構造─〈融〉像処理論─(西村 聡)/室町時代物語における『古今和歌集』享受(石川 透)
ISBN4-8382-3056-7
 三弥井古典文庫   四六判・上製
平家物語(全二巻)
オンデマンド版

佐伯真一
(上)2500円
(下)2800円

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底本は京師本(国会図書館蔵)。一方流語り本の流動の跡を探る好資料である同本を初めて全文翻刻し、同時に一般読者にも読みやすいよう配慮して校訂を加えた。頭注には基礎的な語釈を完備すると共に、最新の研究状況を踏まえた新見を盛り込み、また、関連する研究文献を多数紹介する。頭注で、歴史学などの隣接諸学を含めた研究文献を豊富に紹介したのは新しい試みであり、平家物語研究の到達点が一望のもとに見渡せるといえよう。初めて平家物語を読む読者から専門的研究者までの利用に堪え、とりわけ大学の講読・演習用テキストには最適であろう。
(上) ISBN978-4-8382-7008-8
(下) ISBN978-4-8382-7022-4
おくのほそ道

鈴木健一・纓片真王・
倉島利仁 編

1600円

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本書は、高校、大学生はもとより一般の方々が『おくのほそ道』を鑑賞する際の助けとなるよう本文とその特質をわかりやすく伝えることに特に力をそそいだ。底本は、西村家蔵素龍清書本を底本とし、内容は、本文、頭注、通釈、鑑賞を記し、解説、参考文献一覧、発句索引(季語一覧)、景物一覧、人名、地名、寺社名索引、旅程表等を付録とした。
ISBN 978-4-8382-7057-6

南総里見八犬伝 名場面集

湯浅佳子 編
2100円

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長編小説『南総里見八犬伝』の本文と通釈をあらすじでつなぎ、名場面中心にコンパクトに読みやすくまとめた。本文には、丁寧な読みを付し、特に名場面は挿絵にて詳しく紹介。底本は、国立国会図書館蔵本を使用。
ISBN 978-4-8382-7058-6
西鶴諸国はなし

西鶴研究会 編
1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第三弾『西鶴諸国はなし』講読のためのテキスト版。
ISBN 978-4-8382-7065-1

雨月物語

田中康二・木越俊介・
天野聡一 編

1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第四弾『雨月物語』講読のためのテキスト版。
ISBN 978-4-8382-7070-5
春雨物語

山本綏子 編

1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第五弾『春雨物語』講読のためのテキスト版。
ISBN 978-4-8382-7079-8
芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編

深沢眞二・深沢了子 編

1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第六弾、芭蕉・蕪村。春夏をテーマにした季題を取り上げ、和歌・漢詩・物語などの古典作品の中でどのように登場したのかを解説。

ISBN 978-4-8382-7091-0
芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 秋冬編

深沢眞二・深沢了子 編

1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第七弾、芭蕉・蕪村。秋冬をテーマにした季題を取り上げ、和歌・漢詩・物語などの古典作品の中でどのように登場したのかを解説。

ISBN 978-4-8382-7092-7
武家義理物語

井上泰至・木越俊介・浜田泰彦 編著

1800円

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三弥井古典文庫シリーズ近世編の第八弾『武家義理物語』講読のためのテキスト版。
ISBN 978-4-8382-7105-4

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