| 書名 | 宗教伝承の世界 |  |
| シリーズ名 | 講座日本の伝承文学 第五巻 | |
| 著者 | 福田 晃・美濃部重克・村上 学編 | |
| 本体価格 | 5500円 | |
| ISBN4-8382- | 3057-5 | |
| 発行年月 | 平成10年6月 | |
| 判形・製本 | A5判・上製 | |
| 在庫情報 | 有 | |
| 口頭の民間伝承はもちろんのこと、民俗を越えて、文字の文学に深くかかわって存在してた「伝承文学」。『講座 日本の伝承文学』は、口承文学の領域にとどまらず、文学事象全体の伝承性に及ぶものとなるその研究の体系化をめざして刊行するものである。 | ||
| 〈総論〉宗教伝承の始原（福田晃）／伝承と教義のはざま（村上學）／〈巫覡系伝承〉憑童・神人（川島秀一）／巫女・ユタ（高橋一郎）／神子と法者（岩田勝）〈道教系伝承〉神仙思想（中村史）／陰陽思想（三浦俊介）／庚申信仰（小花波平六）〈神道系伝承〉伊勢信仰（青山泰樹）／八幡信仰─「八幡巡拝記」をめぐって（黒木祥子）／山王信仰─「日吉山王利生記」を中心に（曽根原理）／熊野信仰─「熊野縁起」をめぐって（川崎剛志）／天神信仰─「北野天神縁起」の方法（福田晃）／御霊信仰─「牛頭天王縁起」を中心に（真下美弥子）〈仏教系伝承〉阿弥陀信仰─「撰択本願念仏集」を中心に（渡邊昭五）／『長谷寺観音験記』の世界（美濃部重克）／地蔵説話の伝承（杉山友美）／毘沙門天の伝承（橋本章彦）／大和における太子伝承（渡辺信和）／宗祖・高僧信仰─「弘法大師行状絵詞」と稲荷信仰をめぐって（大森恵子） | ||