書名 | 韻文文学〈歌〉の世界 | |
シリーズ名 | 講座日本の伝承文学 第二巻 | |
著者 | 真鍋昌弘・上岡勇司・真下厚編 | |
本体価格 | 5335円 | |
ISBN4-8382- | 5002-9 | |
発行年月 | 平成7年6月 | |
判形・製本 | A5判・上製 | |
在庫情報 | 有 | |
口頭の民間伝承はもちろんのこと、民俗を越えて、文字の文学に深くかかわって存在してた「伝承文学」。『講座 日本の伝承文学』は、口承文学の領域にとどまらず、文学事象全体の伝承性に及ぶものとなるその研究の体系化をめざして刊行するものである。 | ||
〈総論〉ウタの伝承性─民謡において(真鍋昌弘)〈ウタ〉ウタの表現(真下厚)/ウタの場・ウタの担い手─沖縄の祭祀の事例から(神野富一)/ウタの機能─巫歌とワザウタから(末次智)/歌と祭儀─生産叙事歌謡について(狩俣恵一)〈歌謡〉民謡と芸能─記紀歌謡を中心に(宮岡薫)/地名と歌謡─道尋的の表現をめぐって(永池健二)/小歌の流行─中世から近世への流れ(井出幸男)/田歌と田植歌の伝承(渡邊昭五)/歌謡と順礼─西国三十三所順礼歌をめぐって(小川寿子)/隆達小歌の民俗性(下仲一功)/教化歌謡の展開(小野恭靖)/踊歌の表現─風流踊歌を中心に(佐々木聖佳)〈和歌・俳諧〉和歌の成立─『万葉集』から(真下厚)/勅撰和歌集に現れたる歌徳説話(上岡勇司)/和歌の伝授─人麿影供の[場]から(菊池仁)/和歌の注釈─自讃歌注を中心に(三浦俊介)/漢詩・朗詠の伝承と王昭君説話(田中幹子)/連歌の興行─花の下から会所へ(廣木一人)/俳諧の担い手(楠元六男)/雑俳・川柳の伝承(高橋啓之)/狂歌の流行(石川了) |
検索ページへ
五十音書名一覧へ
(C)Copyright 2002 MIYAISHOTEN CO.,LTD. All rights reserved.