書名 在地伝承の世界【西日本】
シリーズ名 講座日本の伝承文学 第八巻
著者 岩瀬博・福田晃・渡邊昭五
本体価格 5800円
ISBN4-8382- 3068-0
発行年月 平成12年3月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
口頭の民間伝承はもちろんのこと、民俗を越えて、文字の文学に深くかかわって存在してた「伝承文学」。『講座 日本の伝承文学』は、口承文学の領域にとどまらず、文学事象全体の伝承性に及ぶものとなるその研究の体系化をめざして刊行するものである。
〈総論〉西日本の在地伝承(岩瀬博)〈文学伝承〉秦河勝(小助川元太)/安倍晴明(高原豊明)/京の小町伝説と御霊信仰(真下美弥子)/崇徳院(二本松泰子)/小宰相(山中耕作)/甲賀三郎(黄地百合子)〈宗教伝承〉ノロ・ツカサの神歌(真下厚)/ユタ・カンカカリヤーの神語り(福田晃)/九州の神楽祭文(永松敦)/祈祷唱文の叙事的展開(高木啓夫)/四国遍路と衛門三郎の絵解き(渡邊昭五)〈芸能伝承〉畿内の一人翁(小林健二)/出雲の大黒(勝部正郊)/『大頭舞之系図』が語るもの(須田悦夫)/地神盲僧の伝承詞章(西岡陽子)/「地方」で謡われたオモロ(島村幸一)〈口頭伝承〉安芸・石見の田植歌(浅野日出男)/肥前の語り手(宮地武彦)/奄美の唄者(小川学夫)



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