書名 | さざれ石 | |
シリーズ名 | 室町物語影印叢刊39 | |
著者 | 石川透編 | |
本体価格 | 900円 | |
ISBN | I978-4-8382-7072-9 |
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発行年月 | 平成22年3月 | |
判形・製本 | A5判・並製 | |
在庫情報 | 有 | |
江戸前中期写。奈良絵本、一冊。 『さざれ石』は、室町物語の中では、目出度い話を中心とする祝儀物に属する作品である。伝本の中には、『鶴亀松竹』の一部として仕立てられたものもある。簡単な内容は以下の通り。 成務天皇の末娘さざれ石の宮は、薬師如来を信仰していた。ある時、薬師如来の使いである金比羅大将が、さざれ石の宮に、不老不死の薬を授けた。薬をなめると、八百歳を生き、やがて、薬師如来により、東方浄瑠璃世界へと連れて行かれた。なお、『さざれ石』の伝本は、御伽文庫本が知られているが、奈良絵本は珍しい。 |
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