書名 | 小町の草紙 | |
シリーズ名 | 室町物語影印叢刊38 | |
著者 | 石川透編 | |
本体価格 | 1200円 | |
ISBN | I978-4-8382-7071-2 |
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発行年月 | 平成21年12月 | |
判形・製本 | A5判・並製 | |
在庫情報 | 有 | |
江戸前期写。奈良絵本、二帖。『小町の草紙』は、平安時代の最も有名な女流歌人である小野小町を主人公とした物語である。今日では美人であったことで知られているが、中世では、老婆になった後の話が、能においても御伽草子においても多く伝えられている。簡単な内容は以下の通り。 清和天皇の頃、内裏に小町という色好みの遊女がいた。和歌に優れ、美しかったが、年老いて在原業平が小野の里を尋ねると、昔のことを話す。やがて、逢坂山から奥州へ向かい、玉造で亡くなった。なお、『小町の草紙』の伝本は、御伽文庫本が知られているが、奈良絵本は珍しい。 |
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