| 書名 | 東北の田村語り |  |
| シリーズ名 | 三弥井民俗選書 | |
| 著者 | 阿部幹男 | |
| 本体価格 | 2800円 | |
| ISBN4-8382- | 9063-2 | |
| 発行年月 | 平成16年1月 | |
| 判形・製本 | 四六判・上製 | |
| 在庫情報 | 有 | |
| 壮大な中世神話─英雄田村将軍と妖艶な神女との浪漫譚─ 在地伝承や全国の寺社縁起および能・幸若舞曲・お伽草子との関係を明らかにし、盲僧によって語られ、東北地方の人々にこよなく愛された奥浄瑠璃『田村三代記』の魅力と理由を解明する。 |
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| はじめに 第Ⅰ章 『田村三代記』の世界 一 英雄譚／二 諸本の分類／三 お伽草子『鈴鹿の草子』との関係 第Ⅱ章 語りの成長─東北地方で育った語り─ はじめに／一 史実上の人物／二 古典への登場／三 東北地方の田村語り／四 鈴鹿山の立烏帽子 第Ⅲ章 各地の伝承─七観音を中心に─ 一 七観音の縁起／二 「田村語り」の舞台／三 全国各地の伝承 第Ⅳ章 作品の構造と成立 一 作品の構造─山神の本地─／二 中世神話─記紀との関係─／三 作品の成立 第Ⅴ章 作品の基層─多彩なモチーフ─ 一 巫覡の幻想／二 「馬の家」の語り／三 御狩─田村男猿─／四 毘沙門信仰と金 第Ⅵ章 盛岡藩の伝承 一 南部氏と岩手山信仰／二 岩手山の縁起／三 「田村語り」の特質 むすびに 付録 ・新資料の翻刻『田村三代記』（渡辺正巳氏所蔵） ・和讃『子安観音堂物語』 ・写本群の比較対応表 あとがき |
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