書名 新北朝の人と文学
シリーズ名 三弥井選書
著者 伊藤敬著
本体価格 2000円
ISBN4-8382-
発行年月
判形・製本 B6判・並製
在庫情報 僅少
中世、その文学とは何かを求めようとする試みは盛んであるが、時と心との限定において、網の目はあらくまたこまかに過ぎて、道はまだ遠い。本書は、南北朝期、とくに二条良基をとりあげてその周辺を探り、従来の文芸伝統と足利将軍登場との背景の中で、何が存続し・失われ・創造されたかを解明し、旧と新との相剋の中での、和歌・連歌・能と狂言、その他の散文を具体的に検討することで、中世の変革期を考える。



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