書名 | 描かれる地獄 語られる地獄 | |
シリーズ名 | 三弥井民俗選書 | |
著者 | 田村正彦 | |
本体価格 | 2800円 | |
ISBN978-4-8382- | 9090-1 | |
発行年月 | 平成27年9月 | |
判形・製本 | 四六判・上製・266ページ | |
在庫情報 | 有 | |
鎌倉・室町時代から、極楽とともに、様々な形で語り描かれ現代にいたる日本の地獄観。美術絵画や文学作品など表現形態を広げ、地獄は日本人の心に浸透し、信仰や道徳という恐れのイメージだけでなく、地獄をパロディー化した川柳や絵本などの娯楽の材料としても用いられる。日本の地獄の歴史と思想の変遷を写真・図版資料と合わせて紹介する。 |
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【目次】 緒言 絵画と文学 第一章 和泉式部が見た地獄絵 第一節 「剣の枝」と邪婬の刀葉林 第二節 伝説化された和泉式部と和歌 第二章 西行が見た地獄絵 第一節 「剣の枝」と死出の山 第二節 西行の恋と堕地獄 第三章 地獄絵の展開 第一節 剣の山の上の美女 妄念の地獄から恋慕の地獄へ 第二節 邪婬と剣樹地獄 日本と東アジア 第四章 地獄の思想の系譜 第一節 古代の地獄 浄土に対置する地獄 第二節 中世の地獄 六道の中の地獄 結語 描くことと語ること 初出一覧 索引 |
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