書名 山陰の口承文芸論
シリーズ名 三弥井研究叢書
著者 酒井董美著
本体価格 8900円
ISBN4-8382- 3059-1
発行年月 平成10年11月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
島根・鳥取を中心とする山陰地方の民俗学において研究成果の少ない、民話・民謡・わらべ歌などの口承文芸の分野を軸とする、研究調査四十年の成果をまとめた論集。文部省助成出版。
1昔話と出雲地方/2昔話「ネズミ浄土」における隠岐タイプの話型について/3「鉈取られ物語」のこと―東北と山陰との関係を考える―/4「節分さんの福づけ」と「若水汲み」の関係/5柿木村の民話とグリム童話の関係―田中タマヨさんの「山姥の桃」とグリムの「ちしゃ」を例に―/6仁多郡の昔話「金の犬こ」に見る伝承要素/7出雲地方と弁慶伝説/8蛇聟入り譚の発展―「津井の池伝説」を基にその祖型と文学性を考える―/9山陰の妖怪伝説「七尋女房」の正体/10隠岐島の伝説「蟹淵の主」を考える―横地満治氏収録本と茶山儀一氏の語りの比較を中心に―/11米子市の説話「藤内狐」のこと―その伝承の種々相について―/12私の再話論―「椛谷次郎の山芋納め」の場合―/13三度考/14鬼ごっこの研究―祖霊と子供との関係―/15「お月さんなんぼ」分類の周辺―鳥取県のわらべ歌を中心に―/16「塞の神」のわらべ歌について―日野、西伯郡の塞の神信仰に関連して―/17「筆のかす」と鳥取のわらべ歌/18わらべ歌は生きている/19子どもの遊び今昔/20民話に見るユーモア/21「歌問答」等の意義を考えるために/22柿木村に残る民謡とわらべ歌を考える/23民謡伝播の二極化―子守歌の伝承形態の拡大化と縮小化について―/24山陰の謎々



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