書名 能楽演出の歴史的研究
著者 岩崎雅彦
本体価格 7980円
ISBN978-4-8382- 3182-9
発行年月 平成21年6月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
豊富な文献資料を駆使してはじめて明らかにされる能演出の全体像。作品の演出や役柄の扮装をとおして日本の伝統芸能、能の歴史についてかかれた本。能学習のための基本図書。

【目次】
まえがき
第一章 能の作品の構想
『吉野静』の特質/『景清』の位置─能作史上における─/『嵐山』の素材と構想/番外謡曲『屋島寺』の周辺/『安宅』と浄瑠璃『凱陣八島』『出世景清』
第二章  能の演出の歴史
『呉服』─機を織る女神─/『野守』─鬼の持つ鏡─/『仏原』─草堂の仏─/『室君』─船に乗る遊女─/『東方朔』─青鳥と桃─/『一角仙人』─美女と小竜神─
第三章  能の扮装の変遷
烏帽子姿の女体能─白拍子・女曲舞・女物狂い─/修羅能の扮装─弓矢と胡?─/能と甲冑
第四章  間狂言の形成と展開
複式夢幻能の間狂言の形成/語リアイの機能/末社アイの成立/アシライアイの展開/『山姥』の間狂言/江戸初期の狂言風流
あとがき
論文初出一覧
曲名索引



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