書名 | 語り物文学叢説 | |
シリーズ名 | 三弥井研究叢書 | |
著者 | 服部幸造 | |
本体価格 | 9800円 | |
ISBN4-8382- | 3087-7 | |
発行年月 | 平成12年3月 | |
判形・製本 | A5判・上製 | |
在庫情報 | 有 | |
物語のスタイルをとった歴史、『平家物語』と、歴史語りをよそおった物語、幸若舞曲。成立時期・目的・享受層の異なるこの二つの作品群の関連性を論究する。 | ||
【目次】 序 章 第一章 『平家物語』の諸本論から 一 延慶本『平家物語』と鎌倉本『保元物語』―崇徳院説話をめぐって―/二 南都本『平家物語』本文考 第二章 軍の物語 一 教訓書としての『源平盛衰記』/二 〈軍語り〉と『平家物語』― 一の谷合戦をめぐって― 第三章 『源平闘諍録』の〈軍語り〉と構想 一 『源平闘諍録』における二つの熊谷譚/二 『源平闘諍録』の頼朝伊豆流離説話 第四章 『平家物語』の人々 一 覚一本『平家物語』における女人往生/二 瀧口出家譚/三 信太三郎先生義憲/四 醍醐寺僧実継―延慶本『平家物語』の御産勧賞の記事をめぐって― 第五章 『平家物語』から幸若舞曲へ―武装表現から― 一 軍記物語の武装表現/二 『平家物語』の武装表現/三 幸若舞曲の武装表現 第六章 幸若舞曲の世界 一 幸若舞曲のことば/二 幸若舞曲と戦国軍記/三 幸若舞曲の祝言 終 章 語り物と鎮魂―『保元物語』から 索 引 |
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