書名 神話と自然宗教(アニミズム)
中国雲南省少数民族の精神世界
著者 岡部隆志
本体価格 2800円
ISBN978-4-8382- 3253-6
発行年月 平成25年10月
判形・製本 四六判・上製
在庫情報
日本の基層文化を中国辺境地に見る。現代まで伝承される神話や祭祀儀礼の実態からアジア地域特有の自然観・宗教観の原点を克明に描き紹介する。

はじめに
一 自らのマイナスを語る創世神話
    ―中国雲南省怒江流域の神話と文化―
二 照葉樹林文化帯の神話・伝承に描かれた食物
三 首の贈与―中国雲南省族の首狩り儀礼―
四 抗議と償い―中国雲南省小涼山彝族の「松明祭起源神話」―
五 死と祓い―中国少数民族彝族の「祓い」儀礼と日本の祓い―
六 鳳河村(白族)と巫師の世界
七 儺戯の受容と展開―雲南省禄豊県高峰郷彝族の松明祭(火把節)―
八 中国雲南省弥勒県彝族紅万村「火祭」の動物供犠
九 納西族「祭署」儀礼に見る自然と人間
資料編
イチヒェ儀礼の呪文
高峯郷松明祭の祭文『火把節祭経』
経典『神鵬与署的戦争』(要約)
あとがき
初出一覧



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