書名 震災と民話
未来へ語り継ぐために
編者 石井正己
本体価格 1700円
ISBN978-4-8382- 3254-3
発行年月 平成25年12月
判形・製本 A5判・並製
在庫情報
震災からの復興の未来像を描くために人と人をつなぐ地域の言葉で語られる民話の意義を提言する。おりかさなる経験に耳を傾け、われわれの経験を未来に語り継ぐ。

【目次】
巻頭言 今日も しずかに 聖母の 如く(しまなぎさ)
第一部 震災と民話フォーラム
趣旨 関東大震災と記録(石井正己)
講演 口碑伝承をおろそかにするなかれ(岩本由輝)
語りのライブ 宮城県亘理郡山元町の津波体験(庄司アイ)
語りのライブ 岩手県釜石市の津波と昔話(須知ナヨ)
シンポジウム 震災を語り継ぐために
映像と声と(小野和子)
言葉と絆─地域の言語生活と方言で語ること─(大野眞男)
記憶と場(石井正己)
総括 原発事故と伝承文化(野村敬子)
第二部 震災と民話に寄せて
エッセイ
被災の地で家を再建したい(加藤恵子)/失われたふるさとを民話の力で(島津信子)/被災地で昔語り茶話会(長南一美)/復興と祈り(内藤浩誉)/男鹿地震を伝える歌・復興歌(天野荘平)/自然と災害 私の体験から(剣持弘子)/大江健三郎とフクシマ(洪 珍熙)/災害の時間と社会の時間 台湾の人々と災害(松岡 格)/ハワイ島ヒロのパシフィック・ツナミ・ミュージアム(石井正己)
風景を《きく》旅(野村典彦)
命を守る言葉「姉吉の碑」とその授業(田中成行)
お祖母ちゃんが子どもだったころ(清水美智子)
語りのライブ 山形県置賜地方の昔話(山路愛子)
語りのライブ 新潟県三条市の昔話とその継承(中野ミツ・津田尚子・野村敬子)



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