書名 日本神話の男と女
「性」という視点
著者 堂野前彰子
本体価格 3000円
ISBN978-4-8382- 3265-9
発行年月 平成26年7月
判形・製本・頁 A4判・並製・316頁
在庫情報
神話世界が織りなす聖なる結婚という幻想から目覚め交換される「性」から男と女の関係をよむ。

【目次】
序章 経験された時間―「生」と「性」―
第T部 母性と父性
神話としての「一夜孕み」/第二章 雷神に象徴される父性―『山城国風土記』文・賀茂伝承を中心に―/第三章 母性の欠如あるいは父と子の対立―ホムチワケから目弱王へ―/第四章 「ホ」の御子の物語―その神話的解釈―
第U部 「動く男」と「動かぬ女」
第一章 色好みの王―オホクニヌシと伊和大神―/第二章 嫉妬の構造―「動く男」と「動かぬ女」―/第三章 「在地の妻」という話型―弟日姫子・別嬢・弟橘比賣から―
第V部 「性」と交換
第一章 「妹」と「妻」―社会化される「性」―/第二章 釆女―「性」における禁忌と交換―/第三章 遊行女婦―聖と賤のはざま―/第四章 境界を越えていく女/終章 「性」の禁忌と婚姻―研究史にかえて―



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