書名 | ことばの風景 山地水のかたち | |
シリーズ名 | ||
著者 | 橋詰静子 | |
本体価格 | 2700円 | |
ISBN978-4-8382- | 3303-8 C0095 | |
発行年月 | 平成28年11月 | |
判形・製本 | 四六判・上製 | |
在庫情報 | 有 | |
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【目次】 序にかえて─山地水のかたち─ 第一部 山 第一章 富士山 明治十八年、富士山に遊ぶ「富士山遊びの記臆」*北村透谷* コラム 小田原 バランスをとりながら思考する 『槇林滉二著作集』(全三巻)(槇林滉二) 第二章 土佐帰全山 宿毛の山峡に生きる「婉という女」*大原富枝* 第二部 地 第一章 松島 絶景は自我を没了させる『おくのほそ道』*松尾芭蕉* 「松島に於て芭蕉翁を読む」*北村透谷* コラム 奈良 室生寺 心眼で見る『空花乱墜』(立原幹) 第二章 武蔵野 自然と生活が密接する「武蔵野」*国木田独歩* 第三章 百草園と百花園 草花を愛ずる「明治二十一年四月の旅行記概略」*北村透谷* 『七草集』*正岡子規* 第四章 日本橋 界隈をかけめぐる『食後の唄』*木下杢太郎* 『東京景物詩及其他』*北原白秋* コラム 町の郵便局 交差点でコミュニケートする『A2Z』(山田詠美) 第五章 洲崎 パラダイスに深入りする『洲崎パラダイス』*芝木好子* コラム サンダカン八番娼館 目の高さを共有する 『サンダカンまで わたしの生きた道』(山崎朋子) 第六章 慶尚北道 現代と中世が交錯する 『新装版 立原正秋全集』全二十四巻別巻一*立原正秋* コラム 横須賀と小石川 友の眼で照らし出す 『身閑ならんと欲すれど風熄まず 立原正秋伝』(武田勝彦) コラム 鎌倉 文壇の成功者の子ら「自慢の父」を語る 『父の肖像』(野々上慶一・伊藤玄二郎編) 第三部 水 第一章 三陸海岸 のっこのっことやってきた『三陸海岸大津波』*吉村昭* コラム 安倍川 水と大気に慰撫される『風の姿』(常盤新平) 第二章 佐伯桂港と隅田川 此岸と彼岸を往還する「渡守日記」*北村透谷* 「源叔父」*国木田独歩* コラム 淀川 河川敷で翔ぶ『風の詩』(中村淳) 第四部 『校本 北村透谷詩集』補遺・その他 第一章 校本「電影草廬淡話」 第二章 校本北村透谷句集 第三章 校本北村透谷歌集 第四章 透谷研究会会長就任にあたって 第五章 初出本で読むということ 第六章 『透谷全集』へのまなざし 第七章 透谷引用の手際 第五部 モノ 第一章 図書を輸入・出版する 日本橋丸善の早矢仕有的 第二章 模様を摺り込む 緞通都市堺の緞通王 藤本荘太郎 第三章 薬草園を造設する 王子町十条の薬学博士 下山順一郎 第四章 パン屋を創業する 新宿中村屋の相馬黒光・愛蔵 あとがきをそえて 地名索引 |
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