書名 | 海王宮 -壇之浦と平家物語 |
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シリーズ名 | ||
著者 | 松尾葦江 編 | |
本体価格 | 8900円 | |
ISBN4-8382- | 3141-5 C3395 | |
発行年月 | 平成17年10月 | |
判形・製本 | A5判・上製 | |
在庫情報 | 有り | |
本書は『平家物語』と平家終焉の地「壇の浦」「赤間関」をテーマに、歴史・文学・有職故実など多分野における第一線の研究者が考察を加えた論集。とりあげた時代も院政期から幕末に至る。『平家物語』と「壇の浦」をめぐる文化・文芸論として画期的な論集。また、平家ゆかりの赤間神宮に収蔵される古典籍と関連資料、収蔵琵琶の紹介と解題も収載。 |
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【目次】 口絵/序(水野直房) 第一部 赤間神宮収蔵古典籍解題〔監修〕(松尾 葦江)/新たに調査された長門本平家物語(松尾葦江)/懐古詩歌帖 翻刻と解題(堀川貴司)/朝鮮通信使が残した安徳帝哀悼の詩(諸井耕二)/赤間神宮所蔵琵琶について(薦田治子) 第二部 安徳天皇と後鳥羽天皇(上横手雅敬)/長門阿弥陀寺・西山往生院・鎌倉永福寺 ―『平家物語』成立の背景―(五味文彦)/阿弥陀寺院主四代・時衆・平家物語(砂川博)/壇浦伝承を巡って(宮田尚)/『建礼門院右京大夫集』に見る資盛供養 ―消息経の意義と方法―(谷知子)/縁起以前 ―『日蔵夢記』の言説の戦略― (村上學)/院政期の装束と安徳天皇(鈴木眞弓)/義経伝来の腹巻鎧(近藤好和)/長門本平家物語の再評価に向けて ―一谷の坂落としをめぐる長門本と延慶本―(谷口耕一)/波の下の都(佐々木紀一)/『平家物語』以後の文覚・六代譚 ―能とお伽草子―(小林健二)/中世後期の赤間関(須田牧子)/五十二号書簡をめぐって―長門本平家物語研究の問題点を探る―(村上光徳)/曲亭馬琴と平家物語 ―長門本享受への一視角―(大高洋司)/江戸漢詩が詠んだ赤間が関・壇の浦(鈴木健一)/跋(松尾葦江) |
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