書名 | 疫病と日本文学 | |
編者 | 日比嘉高 | |
本体価格 | 2500円 | |
ISBN978- 4-8382- |
3383-0 C0091 | |
発行年月 | 2021年7月 | |
判形・製本 | 46判・並製・254ページ | |
在庫情報 | 有 | |
日本文学の描いた疫病とその渦中に生きた人々の姿を、中古から現代に至る千年のスパンで見渡す。 |
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【目次】 はじめに 疫病と日本文学──千年の表現史を追う(日比嘉高) ■感染症の今をよむ パンデミック小説の地図を書く(日比嘉高) コラム 生き延びていくために─金原ひとみ「アンソーシャル ディスタンス」と「腹を空かせた勇者ども」(飯田祐子) 俳句と疫病─コレラとコロナウィルスの句を読む(藤田祐史) コラム 疫病と日本語(宮地朝子) 鬼はそこ≠ノいる、しかしそれ≠ヘ遍在する─疫病とエクリチュールと(高木 信) コラム 隠喩としての「戦争」、隠喩としての「埋葬」─閻連科と方方の文学から疫病を考える(尹 シ汐) ■感染症をふりかえる 人喰い鬼と疫病神─「大正」を襲った「流行感冒」(島村 輝) コラム 伝記にみる医師とコレラ(榊原千鶴) 中世説話の「心」をもつ病─『今昔物語集』を中心に(中根千絵) コラム 疫病を表象する信仰の文学暼見(近本謙介) コロナとコロリ─幕末の江戸災厄体験記の奇書『後昔安全録』とその著者について(塩村 耕) 王朝文学における疫病(大井田晴彦) あとがき |
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