書名 唱導文学研究 第七集
シリーズ名 唱導文学研究
著者 福田晃・中前正志編
本体価格 8500円
ISBN 978-4-8382-3180-5
発行年月 平成21年5月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
寺院内部・周縁の唱導活動から、それと直接・間接にかかわった文学活動を、文献実証を重んじながら「唱導」・「唱導文学」の世界を広く研究する、唱導研究会の成果を論攷編(唱導・唱導文学研究・唱導と文学)・資料編(注釈・翻刻・影印)という二本の柱にそって集成したシリーズである。

〔論攷編〕空海入木説話源流考─神仙説話の可能性─(中前正志)/『今昔物語集』と南都釈迦信仰(原田信之)/安居院流の主張「車中の口決」「官兵の手」と背景─恵心流に対する意識─(松田宣史)/『真言伝』の行尊伝─「鳥羽院ノ比ヲヒ」の験者─(川崎剛志)/『真言伝』における伝法と王法(二)─摂関家関係説話を中心として─(佐藤愛弓)/『太平記』と応安強訴事件─『神道雑々集』の窓から─(佐々木雷太)/智積院新文庫蔵『〔根来説草集〕』をめぐって─『可笑記』と『宝物集』、唱導のための抜書本の可能性─(高橋秀城)/神話的空海の仏教伝承─戒壇院の土をめぐって─(橋本章彦)/〔注釈編〕『神道雑々集』上冊〈二十六・大黒天神之事〉〈二十七・荒神之事〉(金治幸子)/〔書評〕中村史著『三宝絵本生譚の原型と展開』(林寺正俊)/〔資料編〕京都大学附属図書館所蔵『泰山府君都状』(翻刻・略解題)(伊藤慎吾)/ 京都国立博物館蔵行誉書写本『八幡宮愚童訓』巻上(翻刻)(小助川元太)/玉龍山江善寺「仏法ちょかれ」(影印・翻刻)─紹介・近世末期真宗唱導の一実態─(菊池政和)



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