書名 狂言変遷考
シリーズ名 三弥井研究叢書
著者 永井猛
本体価格 9800円
ISBN4-8382- 3094-X
発行年月 平成14年3月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報 品切れ
狂言の発生から形成、展開に至るまでの歴史的な流れを、作品や台本を一つ一つ丁寧に解説しながら明らかにする。近世初頭の狂言の実態を写す『祝本狂言集』の全文を収録。巻末に曲名・人名索引を付す。
序 狂言の歴史と台本 一、狂言の歴史/二、狂言の台本
T、作品研究 第一章 狂言と中世古注釈 一、狂言〈禁野〉の形成と展開 ―狂言と古今集注―/二、狂言〈右流左止〉考 ―狂言と伊勢物語注―/第二章 狂言と中世の時代相 一、狂言〈清水〉にみる冠者の生活/二、天正狂言本〈縄綯盗人〉から〈太刀奪〉へ/三、狂言〈悪坊〉の諸相/四、狂言〈宗論〉の時代/五、〈マヘマヘカタツブリ〉から〈蝸牛〉へ/第三章 近世初期の南都禰宜流 一、〈大小〉と〈狸腹鼓〉/二、享保保教本に見る南都禰宜流/第四章 狂言から歌舞伎へ 一、狂言「茸」と阿国歌舞伎/二、狂言と初期歌舞伎の〈二千石〉/三、狂言〈業平餅〉をめぐって ―狂言から初期歌舞伎へ―/四、若衆狂言から若衆歌舞伎へ ―舞台図よりの検証―
U、台本研究 第一章 近世初期の狂言台本 一、「祝本狂言集」について/第二章 近世中・後期の狂言台本 一、鷺流「宝暦名女川本」について/二、大蔵流「伊藤源之丞本」について ―厳島神社の狂言―/三、大蔵流「宝暦鳳竹本」について ―厳島神社と宇佐八幡宮の狂言―/四、宮島伝来「大蔵虎光本」について/資料編 「祝本狂言集」 ―翻刻と影印―/おわりに/曲名索引/人名索引



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