書名 水と火の伝承
シリーズ名
著者 桂芳久著
本体価格 1400円
ISBN4-8382-
発行年月
判形・製本 四六判・上製
在庫情報
古代では人間は今より自然的であったし、自然より人間的であった。混沌の古代世界に生きた人々の、水と火に託した伝承の暗流に照明をあて、その生と死を情念をうたいあげ、古代文化の変遷と本質を解明する。死生観が根底から崩れていく時代に生き、なお挽歌を詠じた人麻呂の言霊に触れる『〈水の女〉と出雲おとめ』、〈井光神〉を手掛かりに吉野の地史を探り、古代人の〈吉野〉の意味を闡明する『「名ぐわしき吉野」考』等七編。



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