書名 ヒト・モノ・コトバ 明治からの文化誌
シリーズ名
著者 橋詰静子
本体価格 2000円
ISBN978-4-8382- 3156-0 C3156
発行年月 平成20年1月
判形・製本 四六判・上製
在庫情報

本書は、森鴎外、夏目漱石、北村透谷、北原白秋など明治、大正期を代表する文学者、外国書籍販売、丸善を起こした早矢仕有的、新宿中村屋を起こした食文化の担い手、相馬黒光、愛蔵、江戸の本草学を薬学に高めた下村順一郎など、明治、大正期に文学界、実業界、薬学界において新文化、文芸、技術、学問を創造した人々の発した「コトバ」、偏愛した「モノ」、創造の現場「トポス」から近代文化が創造されゆく様子と、そこに関わった人々の思想と実践を記録した本。付録に干刈あがた著作目録と著作解説を収載。

【目次】
T誕生/北村透谷 批評の誕生/幸田露伴 酒好き、水好き/幸田文 作家の誕生/白秋、耕作 童謡・「詩」から「詞」へ/U家族 立原正秋 『冬の旅』・家族の崩壊/渡辺淳一『リラ冷えの街』・人工授精児のゆくえ/干刈あがた 家族の再生/V円熟 森鴎外 「かのように」の円熟/夏目漱石 「文芸とヒロイック」の理想/W原郷トポス 早矢仕有的 丸善を起こす/下山順一郎 本草から西洋方まで/藤本荘太郎 模様擦り込み緞通王/相馬黒光、愛蔵 大正食文化の旗手



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